笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

Inspector Norse - 2020年04月15日(水)

在宅勤務何日目と言う感覚もすっかり失せ果て、何ならこれが通常運転な気さえしてきた春の一日。
ここ数日仕事に追われ陽の光を見ることもなかったため、昼休みは外に出かけ、購入した弁当を片手に小川の畔で昼食を取る。
何となく自分にはリフレッシュが必要と思っていたものの、何だかいろんな感覚が麻痺しているようで、然したる感慨も得られないまま、帰路につく。

あとどれだけこんな生活が続くのか。
幸いにも自分の仕事は何の支障もなく続けられているが、自分がこれまで享受してきた娯楽の類はますます悪化していく一方だろう。

通勤が無くなり、まとまって音楽を聴く時間も失われてしまった。
そして、それに対する喪失感を何一つ感じていない自分が恐ろしい。
今自分が何に興味があるかと言えば、ベランダの植物が育つ様と、毎度の食事ぐらいだろうか。

このコロナ渦が仮に終わったとしても、ありしの自分に戻る姿すら想像できない今日この頃である。


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