笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

boys love song - 2009年12月14日(月)

週末はfragmentsとの東京・名古屋ツアー。


金曜。
5時半に仕事を終え、9時からスタジオ。
いつも通り酒を飲みながら、新曲を中心に練習。
明日からツアーだと言うのに、最近は結構平常心でいることが多い。
これはよいことなのか悪いことなのか。


土曜。
6時半起床。
7時fragmentsが到着。
今回はfragmentsにレンタカーを借りてもらい、1台で行くことにしていた。
やはり、せっかく一緒にライブをやるのだから、一緒に行きたいもの。
今回のメンバーは、僕ら3人とfragments3人(spoさんは東京出張中だったため東京から)、それからいつものdistro組で小野寺くんと石井くんの合計8人。
fragmentsが借りてくれたバンはものすごくゴージャスな10人乗りハイエースで、いまだかつてない快適感に浸りながらツアースタート。


道中、名古屋あたりまでは順調に流れていたが、そこから事故渋滞に3回ぐらいはまりペースダウン。
しかし、15時半ぐらいには無事に新宿に到着。
fragmentsきょーへいくん意地の13時間ドライブ。


今日の会場はnine spiceというライブハウスで、とてもしっかりとした作り。
普段、ほとんど簡単な音響設備しかないようなところでしかやったことがないので、とても緊張する。
リハも各パートの音の距離感に何だかしっくりこないまま終了。


リハ後、何人かと連れ立って新宿西口ガード下を越えた先の回転寿司に。
味は美味いのかどうかよくわからなかったが、なんか美味かった気がする。
イカワくん14皿完食。


ライブハウスに戻り楽屋に行くと、今日の出演者や知り合いがいっぱいいていろいろ喋る。
今年一年でまた友だちが増えたことを実感。
まだまだこれからもいろんな人と出合うんだろう。


ライブはhello hawkからスタート。
前に法政大で見た時もよかったが、この日もとてもよかった。
やはりdoppoやwe are!と近い感覚。
続いてher spectacles。
今一番ライブを見たいバンドの1つだけあって、期待通りのライブ。
とても満足。
次の東京ssは出番前で見れず、裏で準備。


その東京ssが終わって自分らの出番。
お客さんも結構入っていて、馴れないステージで緊張していたが、ライブが始まるとあまり関係なく感じたような。
ベストではないにしろ、そんなに悪いライブではなかった。


僕らが終わって、そのあとはfragments → tin soldiersの流れ。
どちらもとても近い感覚があって、よい流れ。
tin soldiersの新譜は、この間京都に呼んだ時にサンプルをもらい、それ以来ずっと聴いているが、とてもよい。
ギターのリフもメロディもどれも素晴らしいが、一番よいのは彼らの佇まいと音楽がとてもリンクしているからのような気がする。


ライブが終わって、またいろいろな人といろいろ話す。
東京に行くと、会いたい人と一気に会えるのがいいなぁと思う。


簡単な打ち上げが終わり、今日の寝床tin soldiers大地くんの住むマンションへ。
車にはmod lungとencroachedのメンバーも一緒に。


30分ぐらいしてマンションに到着。
が、ただのマンションではなく超セレブ的高級マンション(多分)でテンションが上がる。
さらに、spoさんが一向に起きず、放置することを決定(結局朝まで放置)。


寝床はマンション内にある来賓用和室で、8畳ぐらいのスペース。
そこにツアー組からいろんな人も集まり15人ぐらいでグダグダしゃべる。
盛り上がらないメロディックバンド(もちらん僕ら含む)のあり方について議論する。
それから大地くんゲイ説について。


日曜。
8時頃起床。
差し入れでいただいた大量のおにぎりやサンドイッチを頬張り、出発。
一路名古屋を目指す。
前日のきょーへいくんの神ドライビングに感化され、名古屋まで一人で運転してみる。
途中、ETCカードを入れ忘れ、高速の入り口が詰まるハプニングはあったものの、時折時速クルーン並で飛ばし、昼過ぎに名古屋着。


その後、answerなどのレコード屋に行こうと繁華街へ向かうが、どの駐車場も満車。
結局1時間ぐらいグルグル回った結果、天むすだけ買って会場に向かう。
東京〜名古屋間より、この1時間の方がしんどかった。


この日の会場は、呉服屋街の一角にある、普通の呉服屋の上にあるスタジオ。
この周辺、土日はどこも閉まっているようで、まるで地方のシャッター街に紛れ込んだような静寂の中、バンドマンがうろうろする異様な光景に驚く。
会場の広さは大体スーを一回り大きくした感じか。
あまりにも広い前日の会場(これは誇張なんだろうな)に比べて、とても落ち着く。
リハも完璧だった。


リハ後、やはりレコード屋に行きたくなり、みんなで栄のバナナレコードに行く。
名古屋に行く時はいつもレコード屋を巡っているが、やはりバナナレコードの中古コーナーは熱い。
結局doughboysの7インチや、petrogradのスプリット12インチなど、3000円ほど購入。


レコード漁りを終え、急いでスタジオに帰ると、ちょうとライブスタート。
一番手は岐阜のminiascape。
i excuseやminority blues bandを感じさせるよいメロディック。
次がこの日のライブを企画してくれたkillerpass。
シンプルでファストなポップパンクなんだが、とてもかっこよかった。
続いてfragments。
spoさんまさかのアルコール断ち状態でのライブだったが、やはり歌のキレや伸びが全然違ってビックリする。
アンコールもあって、今まで見た中ではかなりよいライブだった。


そのあと、飛び入りのthink brigadeと岡崎のcuriosoを挟んで(どちらも準備で見れず)、次が僕らのライブ。
前日より緊張しないはずが、とても距離が近く、逆にちょっと固くなったような気がするが、前日に続いてボチボチのライブだったと思う。
アンコールもあった。


最後に地元のangry nerd。
とても盛り上がる。
演奏もガッチリしててナイス。
やはりこういうシンガロングできるバンドは強いなぁと思った。


全部ライブが終わって、またいろんな名古屋の友人と話しつつ、ETCの時間がやばかったため、足早に会場を出発。
このツアーで一番仲良くなったきょーへいくんと意味のある話をしつつ、1時間半ぐらいで京都に着。
ここでお世話になったfragmentsと別れを惜しみつつ別れ、また京都組ともサヨナラ。
日付が変わって間もなく、家路に着く。


今回のツアーはfragmentsに誘ってもらう形で決まったツアー。
何も今年はリリースできなかったのに誘ってもらい、こんなに楽しいツアーができてとても幸せだった。
やはり、1バンドで行くよりも2バンドで行った方が楽しいもんだなぁと思う。
自分たちも早く新しい音源を作って、またどこかに繰り出したいもんだ。


また来週は土日ともライブだけど、京都だし、久しぶりに一緒にやれるバンドもいっぱいいるから、また楽しい週末になるといいなと思う。


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