笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

前夜 - 2006年09月03日(日)

やけに涼しいなぁ。


昨日は神戸にオールナイトでライブを見に行った。
会場に入ると、どこに行っても知り合いだらけ。
不思議な感覚。


ライブは、全体的によいものばかりだったけれど、その中で熊本のSanbon-ashiと東京のKillieのライブは圧倒的に印象に残っている。
Sanbon-ashiは、いわゆる九州的なニュアンスというのを多分に持っているバンドだけど、その中で繰り広げられる理路整然としたジャンク感は他のバンドにはない独特なものだ。
たまんなくカッコいい。
おそらく来年の春〜夏頃には、京都で彼らのライブを見られるはず(いや、見られるようにする)。


そしてKillie。
彼らのライブはもちろんよかったが、それ以上にフロアの異様な盛り上がりに度肝を抜かれた。
ギッシリと詰まったフロア前部に、絶え間ないモッシュ、それにまさかのダイブ。
この光景は、あたかも自分が高校の頃よく行っていた赤坂ブリッツとか渋谷クラブクアトロとか新宿リキッドルームとか、そんなところで見た来日バンドの公演のようであった。
今、時代が動いているのかもしれない。
CDが売れない、ライブに人が来ない、というご時世の中、彼らのCD1000枚は瞬く間に売り切れ、彼らの言動は決して少なくない人たちの耳に届いている。
ひょっとしたら、彼らの活動は長い間さまよい続けていたEnvy以降というターム(人によっては、それを空白と呼ぶのかもしれない←しかし、僕は反対)を一気に塗り替えるかもしれない。


今日は、そんなことを考えながら、馬鹿みたいに寝た。


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