笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

ためいきは溶けた - 2005年01月13日(木)

夜、バンドの練習を終え帰宅しようとバイクに跨ったら、何かが足らないことに気付く。
やけに視野が広い。
何だ、何だ、とコンマ7秒うろたえて、気付いた。


ミラーがない。


僕のバイクは、言わずもがなホンダカブで、右側だけミラーが装備されている感じだったのだが、きれいさっぱりなくなっていた。
かなり焦る&憤る。


学校からの帰り道、何度も僕を照らす後続車に怯えながら、人気のない道端に止まったカブを見るたびにパクってしまおうかと思ってしまう。
いや、実際バイクを止めて接近するとこまでやってしまった。
しかし、いざ手を伸ばそうとすると、見つかってしまうことの恐怖感よりも、自分がやっている行為の無意味さに押し潰されて、結局はまたエンジンをかけて家路に。


バイクのミラーなんて転売目的で盗るようなものでもないし、僕のミラーを盗んだ人は、きっと同じように自分のミラーを盗られたんだろうな。
そして今日の出来事は、どこからか始まった負のループがいつの間にか僕の所までやってきたことを物語っているのだろう。
何かこういう事態に出くわしてみると、終わりのない戦争のことなんかを考えてしまう。
今起こっている戦争は、決して今日の出来事のように対象がどんどん変わっていくものではないけれど、やられたらやる、っていうスタンスはそこまでいい結果を導くものではない気がする。


それにしても、久しぶりに余計な出費。



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