repeater - 2004年02月18日(水) バイトの帰り道、今にも走り出そうとしている東京行きと書かれた夜行バスを見た。 これに乗れば、明日の朝には高層ビル群が立ち並ぶ東京の街に辿りつくんだなぁと思いながら。 もうすぐこっちに来て1年か。 自分と同じような生活をしてきた友人たちは、就職活動の真っ只中を走っていたり、全国でCDを発売していたり、未だもがいていたり。 なんだか高校を卒業したあとに知り合った同世代の人間に魅力を感じることもあまり無く、すべての人間に対する価値基準は、ずっとそばで暮らしていたあの頃の友人たちにある気がする。 しかし、かと言ってそんな友人たちと会うのは今では年に数回ほど。 何度もくぐってきたであろう修羅場の数々も今や随分と曖昧な記憶になり、あの頃抱いていたであろう様々な想いもほとんど風化してしまった。 恐らく僕の頭に残っている様々な思い出は、都合よく組み合わせたジグソーパズルのようなもんなんだろう。 なんでもなかったことが美化され、そして何度も繰り返される笑い話。 永遠に繰り返されるサイクルを、僕にはきっと止めることができない。 止められない。 強烈な諦念と郷愁を感じた夜2時。 -
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