笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

お届けもの - 2003年02月09日(日)

漆黒の暗闇から吐き出される煙草の煙も、街中を這いまわる犬猫の糞尿も、急ブレーキで軋むタイヤの悲鳴も、雷鳴の如く瞬くネオンの点滅も、全てがこの世の中に吸収されていく。


そして数多の傍観者達は、何事もなかったかのように歩みを続け、深い眠りに入る。


果たして僕の叫び声は届いているのだろうか。
赤ん坊のオムツのように、漏れずに吸収されているのだろうか。


できることなら、僕の存在がそんなオムツから零れ落ちて欲しい。
あなたを荒れ狂う大海原に投げ出したい。


そんな大げさなことを主張しながら、僕はあなたと繋がっていたい。こんな無常なコンクリートにしか僕を受け止めてくれるものがないなら、僕はいないも当然だ。存在理由などどうでもいい。この無数の音と、光と、匂いと、眩暈が乱立する世の中で、僕という存在があなたに届いて欲しいんです。





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ありしの君へ  未だ見ぬ君へ

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