笑う角に光りあれ...オレステス・デストラーデ

 

 

松屋の横にあり鱒 - 2002年11月01日(金)

久しぶりに昼休みに時間があったせいか、
血迷った私は、いつも長蛇の列が出来る某ラーメン店へ。
雨のおかげか列は短く、寒風に突っつかれる時間は短かったものの、
どう考えても汚い髭面と、ずぶ濡れのボロ靴は、
惨め以外の何ものでもなく、当に公開処刑を喰らっているかのようであった。
傘がなきゃ発狂していたかもしれん。
で、肝心のラーメンだが、美味かった。
『限り無く透明に近いブルー』いう小説があるが、
私が食べたラーメンは、『限り無く透明に近い醤油スープ』でできていた。
と言っても、別に味が薄いわけではない。
ラーメン馬鹿ではない私に、専門的なことは分からないが、
一杯スープを飲んで感じたのは、琥珀が押し寄せてくる感覚である。
沢山の味が混在しているにもかかわらず、限り無く透き通り、
それでもってオレンジ色の灯りが瞬くトンネルを疾走していくかのごとく
突き抜ける、醤油。
凄いわ。




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