かなしいうわさ
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2011年07月05日(火) あの高架下に集まろう

第30回すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り2011
2011年8月24日(水)、25日(木)
午後5時開場 午後5時30分開演
墨田区竪川親水公園特設会場

http://blog.livedoor.jp/iyakorase/archives/52157923.html

自粛なんてするわけないっすね。流石、ジャパニーズ・トラディショナル・ハードコア・ダンスミュージック!
高速道路のガード下に500人以上のおっさんやギャルや中学生やガキやヤカラやばあちゃんや犬が集い、渋さ知らズをBPM60位に落としたような生演奏の音頭と世相を切りまくるフリースタイルのMCに合わせて何時間もひたすら踊りまくる。音と踊る人の流れに乗っているうち、目が回ってきて、ずどーんとハマる。一曲15〜20分があっという間に終わる。踊りの型はある、けど踊りは人によって全然違う。惚れ惚れする程優雅に華麗に舞うおばちゃんの横で、雄叫びをあげながらテキトーな型で踊り狂う若者もいる。踊り手の熟練の芸をみて腕組んで「ほほう」なんて見物するのではなく、演者も、集い踊る人も、全員が主役、かつ全員が脇役、誰も高くも低くもない、それぞれが勝手に楽しんでる。そんなバカどもの踊りが、河内音頭の踊りの輪の渦でひとつになる。高架下でひとつのうねりになる。グルーヴになる。でっかいでっかいグルーヴになる。ドラッグも、思想も、祈りも、金も、身分も、マニュアルも必要ない。踊るだけでバカどもがまるっとひとつになる。時間の感覚を失いながら、あぁ、いま俺はグルーヴってやつのまっただ中にいるんだな、とだけ何度も何度も思う。下手な踊りを笑う人なんかいない。嬉しくて楽しいから笑ってる。全員汗だくで笑ってる。アタマもカラダも喜んで爆笑して、笑う以外の顔なんてできやしない状態。いい、とてもいい、これはもしかしてアレか、自由ってやつか?いやまぁどうでもいいや、踊るしかない、笑うしかない。
ブラジルやトリニダードのカーニバル、ニューオリンズのマルディグラ、徳島の阿波踊り、ドイツのラブパレード、フジロック、最高の祭りはいろいろあるけど羨ましがる必要は無い。あの小汚い錦糸町に集まう。踊ろう。笑おう。







ビンタンを呑んで、おやすみなさい。






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