かなしいうわさ
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考えがまったくまとまっていないけれど、 寝かせておいてもすぐにまとまるもんでもなさそうなので、 UPしてしまいます。
古謝(こじゃ)美佐子さんのライブに行ってきました。
すさまじかった。
いい声の歌うたいはたくさんいる。 個人的に好きな歌うたいもたくさんいる。 でも、古謝さんの声は、ただいい声だとかただ好みだというのとは、少し違う。 聴いていてただ気持ちイイわけでもなかった。 いい声を聴いていると魂がふわっと持ち上げられるような良い気分になることがあるけれど、 ふわりと浮かんだ魂をそのまんま引っこ抜いてしまうような、言い様の無い力があった。 心がここにないように思えて仕方なかった。
「黒い雨」は、叫ばない絶唱。 堪え切れず泣いてしまったのだけど、これもかなしいとか切ないから泣く、というのともちょっと違くて 生体反応として泣くしか自分の気持ちを処理することができない、というか。 うーん。 これは生で聴いてもらうしかないのかなぁ...
NEWアルバムは、ライブ会場での先行発売。 店頭販売は夏以降になるそうです。
とんでもない傑作でした。
古謝美佐子 /廻る命
虐げられた人達の心の叫びは、強く強く胸を打つ。 古謝さんのうたは、ただ世界のありようをそのまま歌うことで あるべき姿になるように願いをかけているだけの歌たち。 普通なら漠然としてしまうそんな願いが、前者に劣らない強度を持っている。 すさまじい。 でも、聴きやすく、心地好い。 パッケージとしてアレンジされることで、マイルドになっているのかな。
その声の力は当然として、 曲もサウンドも、文句つけようがない。
明日は知人の告別式に参加したあと、 秋葉原に買い物に行くついでに献花してきます。
ほんじゃねヽ(´ー`)ノ
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