かなしいうわさ
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2006年12月07日(木) 桜川唯丸 宮沢昭

ご無沙汰してます。お元気ですか?俺は元気です。 
ノロウイルス、ほんとうに大流行してるみたいなんで気をつけてくださいね。寝グソが止まらなくて彼女のナプキンをトランクスに装着する羽目になりたくなければ手を良く洗うことだ(´ー`)









「ファンク」が足りないなどと弱音を吐いたところ、掲示板にておすすめいただいた一枚。

初代桜川唯丸 /ウランバンDx
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ああ、たしかにこれはすばらしいや。アフロビートとお経と童謡、いろんな音楽がぐったぐったと混ぜくり返っているけど、全く揺るがないぶっとい音頭の心。魂を根っこんとこからグワシと鷲掴まれて、ぶるっぶる揺さぶられる。そうそう、この震えこそが俺にとってのファンクだ。ダンス・ミュージックと言い切るにはボトムが弱いけど、そんな些細な事ではこの音楽の持っている太さは全く減じない。減じるかっつうの。ただベース太くして「肉踊らせる」だけの音楽はもういい、血もフツフツと沸かせてくれなければ。
アリ・ハッサン・クバーンもカバーしたアフロ音頭「さのせ」がまず凄いが、古謝美佐子もカバーした「黒い雨」すらも、静かな童謡にもかかわらず、太い。コロコロと転がるコブシがじわじわと染み入る。そして極めつけは、24分に及んで江州音頭・浪曲・クロンチョン・般若心経・聖者の行進...を縦横無尽に駆け巡る「唯丸節」。無自覚なトビっぷりが凄すぎる。サイケ過ぎて思わず逝きそうに.....

じゃがたらや渋さ知らズ、ボ・ガンボス、ローランド・カークなどなどを好きにならずにゃいられない、魂の祝祭を求めるブラザー&シスター達よ。これは聴くべきだ。













日記の途中ですが、お願いです。 友部さん出演の「僕らの音楽」を録画された方。お願いします(;´人`)お願いします













ひさびさにジャケ買い。

宮沢昭 /木曽

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ジャパニーズ・スピリチュアルの最高峰!! 和ジャズに精神性を求めるならば「木曽」!! 
という嘘クサイ煽り文句にも惹かれたことは確かだけど、なによりこのタイトル、このジャケ...木曽って...浮いてるし....空に.....曲名も1.木曽 2.浅間 3.白馬 4. 飛騨 って.... 最高じゃないか(;´Д`)こんなセンスに俺が抗えるわけがないじゃないですか! ということでイソイソと家に連れて帰りました。
聴いてみて吃驚、内容もすばらしい。煽り文は嘘じゃなかった。吉田達也ばりに手数の多いブレイキンかつドシャメシカなドラミング!柔らかにうつくしく鳴り続けるピアノ!ぶっとく支えつつ時にトリッキーなベース!日本的なフレーズがほんとに自然に表出しつつもファラオ・サンダースをも凌ぐ程にブイブイと唸りあげまくる熱いサックス/フルート! それらが、ぶつかり、混ざり、絡まり、静まる。 フリージャズではあるけれど、ピンと張る美しさが常にあり、奇跡のようなバランスが保たれているから、ほんとうに聴きやすい。
ジャケ買いがこれだけ大当たりだったのは久々だなあ。この前のアルバムもぜひ聴きたい、と思って調べてみたら、「いわな」って、宮沢さん...しなやかな岩魚の写真のジャケット...曲名が1.いわな 2.河ます 3.あゆ 4.虹ます って....宮沢さんあんた最高だよ(;´Д`)



このところポコポコ再発されている昭和の和ジャズも玉石混淆なんだろうけど、たまたま試聴して「うわーこれ日本のSahib Shihabじゃん!」とたまげて即買いした「松本英彦のモダン・ジャズ」といい、この「昭和ジャズ復刻シリーズ」には"玉"が多そうだ。ちょっと追っかけてみるか。某茄子も(わずかばかし)出るしな!










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