かなしいうわさ
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あと ひ と つ
北海道に飛びたい気持ちでいっぱいだけど仕事が沢山アルネ(´Д`) せめて念を送るよ。15年分の念をじわんじわん送ったる。
朝霧JAM行ってきた。
朝霧童貞の俺をやさしくやさしく包んでくれました。 なんて良い祭なんだ。裸足でテクテクと歩く人が沢山居るってのが衝撃的だった。俺がフジロックに求めているものがすべてここにあったので、嬉しかったり困ったりした。
軽く感想を。 初日
Gina & Chris 元ムーンフラワーズの女性(バイオリン+歌)、BIG FISHの男性(ギター+コーラス)による2マンバンド。可愛らしくてダンサブルなアコースティック・グルーヴ。クラムボン蹴ってまで集うような奇特なお客さまがたは皆ノリノリ。ジーナさんがステージ降りてバイオリン弾き弾き練り歩く後を皆踊りながら着いて廻りに廻り。
Hands of Creation 引き続きムーンシャインにて観戦。ハワイのAORフュージョンロックバンド(カラパナとかサマーとか)のような心地よいナヨナヨ感。朝霧に合いすぎる。たまらん。ベースレスという編成も、絶妙なスカスカ感を生み出していてとても良い。高田連のギターもえーなー。
Ron Sexsmith レインボーステージに戻ってロンセク。曲がいいから、知らない曲でも飽きずに聴けるね。中盤、ピアノだけでThere is a Rhythm、ギターでSecret Heart、というド名盤ファーストからのド名曲を立て続けにかまされて泣けた。
友人のテントでさんざ飲み食いして過ごした後、ぶらっとメインステージへ。 くるり ベスト盤が出たからか、有名曲ばかりやっていた。でも「フジロックにはフジがない〜、ここにはあるぜフジ〜」みたいな下らないブルーズ、お祭りワッショイ、みたいな変な曲の方が良かったな。大好きな「東京」も演ってくれたけど、あっさり流す感じで、ああ時は過ぎたのだなぁと寂しくなったり。でも続けてやった「街」が滅茶苦茶気持ちが入っていて、心のタガをスコーンと外され、グラグラに。
Michel Franti & Spearhead ヒップホップリシーの頃から大好きで、世界一渋い声の歌うたい/詩人だとは思っていたけれど、音源はいまいちだなという印象があった。しかし、これは.... 素晴らしい。素晴らしい。今年観たライブのなかでは間違いなくベスト。あの糞渋い声でポリティカルなリリックを歌ったりラップしたりラガったりされるだけでもうタマランのだけど、頭でっかちにならずに愉しく踊れるグルーヴィーな楽曲、ライブまらではの凝りまくったアレンジ、マイケルの突き抜けるようなショーマンシップに煽られてニコニコしながら踊りまくった。ギターとドレッドの髪を振り乱しながらグルングルン踊る姿にボブ・マーリーを見てしまった。キャッチーなシングルヒットを出すことができれば確実に時代を担うカリスマになれる人だとおもう。
THE POGUES 初ポーグス。いまのシェーンがつかいもんにならねえ事は映画をみて知っていたものの、こりゃホントに使い物にならねえな(;´ー`) とくに早い曲はほとんど歌えてなかった。何度も何度も聴いてきたCDのなかでのシェインの歌を思い出して補正しながら聴かないと曲の輪郭すらわからんかったかも。だがしかしミドル〜スロウな曲は絶品だった。Dirty Old Town、A Pair Of Brown Eyes、Old Main Drug、Fairlytale of New York... まぁスロウな曲だってヘロッヘロなのには変わりは無いんだけど、いまのぼろぼろのシェインの歌だからこそ染みてくる、CDには刻み込まれていない儚い美しさがあった。 俺は泣いたよ。
ラストはFestaでジャンジャガジャンと終演。シェインの歌がサビで一小節ズレちゃったので、客もゲラゲラ笑いながらそれにあわせてズラして歌い踊っていたのになんだかホッコリした。
眠い、ダウンだ、おやすみ
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