かなしいうわさ
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Ron Sexsmith /Time Being
ひさびさにミッチェル・フルームがプロデュース。これはいい。これはいいですよ。うーんいいぞお。やっぱりロンとミッチェルは合う。カレーと福神漬けレベルで合うな。 休み時間も教室の隅っこでひとりじっと座っている。そんあ静かなたたずまいが、ロンの唄のいいところ。今作でのミッチェルのプロデュースは、その静かなたたずまいをまったく殺さずに、静かだけど確かなポップさをロンにまとわせている。その品のよさ、センスのよさ、曲のよさ、そひて地味なヤンチャさとはっちゃけ感。 こ、これはまるでビートルズの「ラバーソウル」じゃないか! 参った。全面降伏して心地よい音に身を委ねることにしますすすす....
...とベタ褒めしておいて何だけど、個人的には他人の色がついていないこんなアルバムの方が大好きなんだよなぁ。
旧友が久々に遊びにきて、あ、せっかくだから何曲か一緒に歌わないかい?ってことでテキトーに録ったデモテープのような気取らなさ。お互いを確かめながら、ていねいに着実に重ねられていくハーモニー。最高の佳作。ド佳作だ。
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