かなしいうわさ
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2005年01月05日(水) 376

東京いる間の散財


アナログ
Recloose /Cardiology (Isolee RMX) 12吋
Underground Resistance /Ma Ya Ya 7吋
Tommy McCook /Hot Lava
Tommy McCook & Supersonics /Top Secret!
Soul Brothers /Carib Soul
General Smile & Papa Michigan /Rub-A-Dub Style


CD
V.A. /Studio One Disco Mix
V.A.(Tommy McCook) /Soul For Sale
V.A. /Strictry Rockers Revenge by Ben The Ace
V.A. /Aquarius Rock
V.A. /Jamaican Memories
V.A. /The Santic Collection
Don Drummond /Greatest Hits
Ranking Dread /In Dub
Rebel MC /Word Sound Power
Two Lone Swordsmen /From The Double Gone Chapel
Robert Wyatt /His Greatest Misses
Built To Spill /Live


カセット
Dj Klock /direction of Rainbow


本秀康 /本秀康の描く4ページ
花輪和一 /刑務所の前 2巻
松村雄策 /R&BコンプリートCDガイド
食い意地クン /久住昌之
おおひなたごう /フェイスガード虜 5巻



たくさん買っちったヽ(´ー`)ノ満足






cover
V.A. /Studio One Disco Mix
レゲエでの<ディスコ・ミックス>は、80年代に「ディスコが流行っているアメリカへレゲエを送り込んじゃうぜ」という商魂のもとに作られた。歌入りの曲のおしりに、ノンストップでダブ・バージョンがついた形態が多い。ダンサブルで、ファンキィで、ダビーで、ちょっと切ない...という、俺の好きな要素がてんこ盛りだ。もう最高に格好良い。ただそれらはアメリカのキラキラとしたディスコでかかるにはモクモクと煙たすぎたため、あまり流行らなかった。市場に出回った数もごく僅かのため、これまであまりまとめて聴ける機会が無かった。レゲエレコ屋に行くと、裏表2曲しか入っていない12インチ一枚に3800円だの12600円だの24200円だの45000円だのという値段がついてる、んなもん集められる訳が無いわ。そんな希少なディスコ・ミックスを、バサリとまとめてくれたのがこの一枚。今までにも同様の趣旨のコンピはあるにはあったんだけど、このコンピほどきっちりまとまっているものはあまりなかった。再発レーベル「ソウル・ジャズ」らしい洗練された確かなセレクトのセンスが素晴らしい。アルバム全体のトータル感もある。(あ、でもトロージャンBOXセットのこれもヨイな)
ディスコミックスじゃない曲もあったりするけど、まぁそこいらへんはレゲエだしさ、テーゲーな目で見てください。 
「ディスコ」の華やかさを期待して聴くと肩すかしを喰らうかもしれないけど、何度か聴けばきっと夢中になる。煙たくてルーディな愛の歌達よ。
視聴




cover
V.A. /Aquarius Rock
ハーマン・チン・ロイというアジア人が70年代にやっていた、すっかすかダブレーベル<アクエリアス>のコンパイルCD。オーガスタス・パブロの最初期の名作「This is Augustus Pablo」(最高!)や、世界初?のダブ・アルバム「アクエリアス・ダブ」などを出していた一筋縄ではいかないレーベルのアイテムを集めただけあって、おもろ格好良い曲がてんこもり。「抜きの美学」を追求しまくったすっかすかなダブから、そんなダブにヘロヘロで味の有りすぎるトースティングをのせたもの、そして渋くて泣けるせづなソウルまで、多彩なこと多彩なこと。スモーキーでローファイ。たまらんです。





ちなみにこれがアクエリアス・ダブだっ

ジャケも格好良い。昔は超レアだったらしいけど、今はアナログで再発盤がある。レゲエレコ屋に行けばそれ程入手は難しくない筈。上記コンピを気に入ったら是非聴いて。すかすか過ぎて全然ダブになっていない。ってこと自体があまりにダブ過ぎる。ダブの特徴であるリヴァーヴ等々のエフェクトは殆ど無くて、音の抜き差しだけ。カラカラのスカスカ。激烈に渋い名盤。

んでこれがパブロの「This is」だっ
cover
これもあんまり「ダブ」っぽいエフェクト処理はされてないけど、すっかすかに音数が少ない乾ききった渋いバック・トラックにのせて、ピラヒラ〜ペロペロ〜と吹かれるピアニカの潔い格好良さは何度聴いても痺れる。こちらも言うことなしの名盤。






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