かなしいうわさ
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2004年11月21日(日) 359

買物

Dubsensemania /appearance
World Standard /Alabaster
Go! Go! 7188 /竜舌蘭
54-71 /true men of non-doing
矢野顕子 /ホントのきもち
赤瀬川原平 /少年とグルメ
東京するめクラブ /地球のはぐれ方
井上雄彦 /リアル 4巻


ダブセンスマニアはすごく良かった。ダブ的な音のおもしろみは他のタブバンドに負けているかもしれないけど、なにしろ曲が良い。メロディが楽しくて切ない。
ワルスタの新作は、にぎやかだった前作(ド傑作!)とは違って、アコースティックギターの響きを大切につくりこんだ音数の少ない一枚。大傑作とは思わないけど、年に1枚出会えるか出会えないかという位に素晴らしい「佳作」だと思う。普段音楽聴かない女子へのクリスマスの贈り物としても推奨したいし、離れて一人暮らすばあちゃんに送るのも良いだろうね。
ゴーゴーは未聴。試聴したら良かったので。 
54-71は、このアルバムのひとつ前が一寸大人しくなっちゃって物足りなかったので今まで聴かずにいたんだけど、いいねいいね。バラエティに富んでいるけど焦点がぼけていない。ギュギュギュと無理矢理つめこんだくせして涼しい顔してる感じが良い。
アッコさんは思っていた程ぐっと来ない。残念。レイハラカミがバックトラックを作っている2曲は猛烈に良い! けれどレイハラカミは歌が入っていなくても十分に電子音に「歌わせる」ことができる人なので、アッコさんの歌が入っていなくても別にかまわないかも... くるりが演奏している曲はクラムボン(のアルバムに入っている特に良くもない一曲)という感じ。最後から2曲目の「nobuko」は良い。

赤瀬川原平は古本屋で見たら買うことにしている。爪やハナクソが美味しそうな一冊。片山健の挿絵も絶妙。表紙の夕日がコロッケになっている絵に腹減る。
東京するめクラブはまだ読んでないんだけど、都築の辺境巡り+村上朝日堂のような感じみたい。村上春樹の小説の新作にはあまり関心がないけれど、朝日堂系だと即買う俺はあまり良い読者ではないね。
「リアル」4巻。1コマ1コマに込められた重みは相変わらず凄い。何度も繰り返し読むから、1年に一冊しか進まないとい超スローペースの単行本リリースもぜんぜん苦じゃない。どんどん若い子たちに読んで欲しいなあ。








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