今日も仕事。忙しくてクサクサしていたので帰りがけに高くてうんと旨いものを喰って帰ろうと思ったんだけど、高くてうんと旨い食事ってひとりで喰っても全然おいしくも楽しくもないなぁと思いなおし吉野家できのこ角煮丼をずるりと喰ってタワレコへ行ったよ。(;´Д`)
Galactika 極東来襲 Zazen Boys (DVD)
インディーのDVDマガジン。「U -ウラン-」みたいなもんか。坐禅とイルリメとECDのライブが入ってるし2,000円という価格設定も良いなと買ってみた。
すげえ!本物のバガヤロがいっぱい!若気も老気も至りまくりで吠えまくり!良い!!全部ライブ演奏なので、いろんなバンドが出るちょい大きめのライブハウスでのイベントを観に来たような感じで一枚まるまる楽しめた。2,000円って価格もライブイベントっぽいし。
冒頭のザゼンのライブは堂々の演奏、number girlもライブ良かったけどザゼンの方が全然好きだ、キレがあるのに常にグルーヴィー。挟まれるインタビューはちょい邪魔だがまぁ良い。(靖国参拝について語ったりしている。) で次のイルリメの2曲はサバスのサンプリングだけのライブんときだろうか、これがすっげえすげえ、ハードコアパンクのライブでも今日びこんなん無いよ!だけど次のECD、これが更にすげえすげえすげえ、ステージが赤くもえている!多分ギズムとかスターリンとかあぶらだことかのライブってこんな感じだったんだろう、若いパンクス共も精進しないと! で次の夜のストレンジャーズ。がらり変わってリーゼント系ラケンローなんだけどこれも本物のアホウだなー、全く知らない名前だがなかなか良い吠えをしていて痛快痛快、勝手にしやがれとかニートビーツとかと同列に考えても良い位の良い吠えをしていやがる。ECDのあの熱気を冷まさずにだりゃーっと観れるんだからなかなか凄い。2つ飛んで、ガソリンというバンド。「スクール・オブ・ロック」のジャック先生を地で行くいかすヴォーカリストが冒頭のMC含めてノリノリ〜でバッチグ〜という感じのすっとこロック、良い良い。こういう奴らの出るバンドイベント行ってうひゃうひゃと踊りたいな。3つ飛んでデートコース。硬質なミドルテンポの曲。ポリリズムとかやめたのかな。繰り返されるフレーズにいまいち惹かれないしどうにもフュージョン臭いので好みじゃない。デートコースのなかでは結局ジミヘンのカバー「Hey Joe」が一番好きな俺はリスナー失格なのか。だろうな。うん。最後のモーサム・トーンベンダーはちゃんと聴いた事ないんだけどなかなか良い吠えをしている、これを聴く限り音源を聴く気にはあんまりなれないけどライブは生で観たいと思った。 ここに書いてないバンドも中々悪くない。大いにオススメしたい一枚。
Donovan Frankenreiter /S.T.
風通しの良いギターロック。ジャック・ジョンソンといいミシカといい、サーファーてのは心地よい余裕のある音をつくる。ぐつぐつと煮えたぎる「興奮」が全然ない音。エクストリームな興奮はサーフィンで十分、音楽は余興だよ、という感じなんだろうか。俺は静かな音でもどこか煮えたぎってコントロール利かない部分がある音楽が好きなので、彼らの音はほんとはどうも物足りない。けど、心地よすぎてどんな感情の時でもするする聴けてしまうからつい愛聴してしまう。多分これもそうなるんだろう。祝フジロック出演。もの凄く似合うと思う。
公式サイト(音出ます注意)
以下未聴。
スチャダラパー /The 9th Sence
ぱぱぼっくす /花降る午後
ronan o snodaigh /tonna ro
Animal Collective /Sung Tongs
Bush Of Ghosts /Remix
Joanna Newsom /Milk Eyed Mender
The Wooden Glass featuring Billy Wooten /live
Wack Wack Rhythm Band feat. Rhymester /Variations EP
ハルカリ /春狩デーブイデー (DVD)
欲しいものや視聴して良いものをぽいぽいとカゴに入れていったら、全部で38枚になってしまって慌てて返したりした
なんかP-VINEから出てるもんばっかりだ
最後まで買おうかどうか悩んだhounddog TaylerのライブとDavid GrubbsもP-VINEだったし
あとマンガ。
福島聡 /少年少女 (4)
冒頭の「薔薇と憂鬱」と、最後のヨシコとゴローのやつがいい。この人はいつもこのくらいベタなほうが良い。
浅野いにお /素晴らしい世界(2)
うんうん、このベタさ。これくらいで良いよ俺には。絵柄も話の雰囲気もよしもとよしともに似過ぎだけど、スカしてないよしもとよしともなんてステキー、と俺は思う。ああいうのはもういいですよ。でもCVだかクイックジャパンに載ってたやつはかなりスカしてたので、逸れるな、と言いたい。あとおっさんの描き方は、もっともっとがんばれ、とも言いたい。
西島大介 /凹村戦争
SFの名を借りた青春話なのだけど、盛り上がるところも盛り上げきれず、かと言ってだらりとしたフニャモラ感覚が徹底して描けているわけでもないので、物足りず。とりあえず定価を500円くらいにして東浩紀のけたくそ悪いオビ解説をなくせ。そうすれば、中学生とかが買って教室の隅で読んだりしてすごく感銘を受けたりするかもしれない。俺くらいか、それより少し前の世代のサブカリーな単語をわざと使いまくっているけれど、そういう若い子にはその道への道しるべになったりもするのかも… もし中学生がここを読んでいて欲しい人がいたら、只で送るので連絡をください。
相原コージ /漫歌アニマル派
俺は好きだけど時代がこの漫画を必要としているとは思えない。悲しい。
高橋健太郎さん日記 May 28, 2004より
> CCCDに対する辛辣な発言によって、萩原健太くんは二社のレコード会社から、制裁措置を受けている。
> サンプル盤が送られなくなっただけではなく、雑誌社がアーティストにインタヴューの申し込みをしても、
> インタヴューワーが萩原健太だと分かると、取材拒否される(結果、雑誌社は他のライターに仕事を依頼せざるを得ない)そうだ。
なんだこれ。なんなんだ。
CCCDが良いと思ってやってんなら、堂々と胸張ってやれよ。裏でコソコソやんじゃねえよ。
Twilight Circus Dub Sound Systemがフジロック出演決定の模様。
何度言ったかわからないけど、スマッシュの人選はやっぱり信用できる。
【今日曲】
Every Little Thing /ソラアイ
よく知らんけど、このバンドって誰かキーマンが抜けたんだよね。抜けてから出たシングルとか結構どれも良かったので、レンタルで借りてみたらアルバムもなかなか良い。というか今日びのインディーなギターポップバンドよりよっぽど良い。最近のスピッツより好きだ。持田香織の作詞も、一人称がボク系(つじあやのとかイノトモとか)で微妙だけど、悪くない。
晴れるわけでもない空を
それでも僕は
今日を期待して生きてみる