母がパート先の男の子(小学生)に、「カマキリ取ってくれる」という理由で好かれているそうです。「意外といるとこ知らないんだよねえ」と母。ワイルドなママンに娘はときめき中です。いや私もカマキリなら取れますけど。 これに関連して、自分が小学生のころ近所の原っぱからカマキリの卵を取ってきたことを思い出しました。ビンに入れておいたのですが、すっかり忘れてベランダに放置。その後何ヶ月も全く変化がなかったのですが、ある朝目覚めてみると家中の床を子カマキリが行進してました。 すげえカマキリかえったよ! と驚きながら一匹捕まえ二匹捕まえ、元のビンに戻しました。以来しばらくはアブラムシのついたエサをやったり姉妹で甲斐甲斐しく世話をしていたのですが、子供というのは残酷なもの。いつしか興味を失い、ビンから出ることも出来ない子カマキリたちを再び放置したわけです。 またしばらくしてふとカマキリのことを思い出し、ビンの中を見てみると中では十匹ほどが生きていました。結構時間が経ってたので、てっきりもう全部死んじゃったかと思ってたけど生きてる! すごい! と言い合う私たち。んー、あれ、でも死んじゃった子がいないよね? ああ。 食料、あったわけか… 生き残った子供たちは原っぱに逃がしてやりました。今思い返すとものすごい残酷絵巻だ…
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