私が普通に話を書くと、どんどんお墓が建つのは皆さんすでにご存知のことと思います。 が、連載三本(「不屈」を……そろそろ書かない……と…)そんな話なので今回の別冊分は努めて作風を変えてみました。現代・関西弁・一人称。お笑いを目指す二人のちょっとした話。系統としては「マンネリ」辺りが近いかも。 「恵司」辺りも「目指せほのぼの・攻鬼畜禁止」で書き出したのはいいのですがなんか微妙に間違ってるような……まだ大丈夫なような…… 好みがあり、個性があるわけですからどうしたって書く話が偏るのは仕方がないのです。でもずっと似たような話、というか同じ話(終わらない終わらない)を書いてきたのでさすがに読みきりでそれはいいよと思い始めました。いや書いてもいいけど、短編をさらっと書ける人に私はあこがれがある訳でございますよ。それも色々作風を変えて。 ……と言っても、読み手としての私は短編をあんまり好んで読んで来てはいません。小説は長い方が好きです。漫画も長い方が好きでした。が、小野塚カホリさんと猫田リコさんを読んで「ああ、こんな短編が書けたらいいな」と思い挑戦する気になったのです。 最近爪の先ぐらい短編の書き方が分かってきた気がします。人数を絞る(最重要)・場面を動かさない(次に重要)・設定を無駄に作らない、作っても出さない(その次に重要)・後は想像して下さいねv で締める(最低)。 そしたら中編が書けなくなりました。てへ。中編ってどれぐらいの長さなのかな。100pぐらいってのは中編なのか長編なのか。「生贄」がちょうどそれぐらいなんですが。
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