巻き戻るいま。


あの人に逢いました。

なにも変わってなんかいなくて
むしろもっともっと距離は近くなっているような気すらして
すぐ隣にいるのがずっと当たり前だったみたいに、
その空気だけで、気持ちが手に取るようにわかって、
望んでいるであろうことすべて叶えてあげられると思いました。


だけどぜんぶ夢のなかのこと。


泣きそうなくらい、
存在の大きさを、その意味を、わたしのすべてで感じたんだ。

なにも変わってなんかいなかった、
それはたぶんわたしのことだったんだね。


逢いたい、

だけどわたしはちゃんと線が引けるのかな、ねぇ。

不安になる。

ただ、ただ遠くから見つめるだけだっていうのに、ねぇ。

逢いたい、でも怖いよ。


わたしの時間は確実に動いているはずなのに、
それでも気づけばいつだって簡単に巻き戻ってしまうんだ。

一生すきです。

誰がなんて言おうとこれだけは変わらないってわかった。
わたしの誰かを想う気持ちの原点はいつだってここだ。
2008年02月13日(水)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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