ありったけの愛をこめて。


日付が変わるその瞬間をひとりで待った。

時計とにらめっこしながら。


「おめでと」って、届くわけもないのに呟いて、

「生まれてきてくれて、ありがと」って、その奇跡に

いるかいないかもわかんない、神様に感謝。


きみの傍にいれないことが寂しい、っておもうのも、

今日みたいに特別な日くらいはぃぃよね。

悲しいって、切ないよって、泣いちゃってもぃぃよね。


早々にベットに入ったのに眠れなくて。

真夜中すぎに、姫から電話。

第一声が「おめでとー!」なんだもん、もぉ泣き笑い。

「ちぃには関係ないもん」なんて強がってみたりしても

声色だけ隠せなくて、姫が笑って何度も繰り返すの。

気が付けばのりくんまで「おめでとー!」なんて言い始めて、

もー収集つかなくってちぃまで笑っちゃった。


なんだかいつの間にか、だね。

だって出逢ったときはまだ18歳にもなってなかったのに。

大人になるはずだよね。背はたぶん伸びてないけど(笑。

まず、他人の車蹴ったりしないし。

機嫌をすぐ表情に出したりもしなくなった、かな。

それに、なによりも、彼の纏う空気が柔らかくなった。


・・・逢いたいなぁ、早く。

今日一日、あの人のことばっかり考えてたんだもん。

またあの笑顔が見たい。声が聞きたい。

もぉ夢なんか見ないから。だからきみに逢いたい。



たった一言だけ添えた、バースデーカード。

伝わるかな、この気持ち。



お誕生日、おめでとう。


愛をこめて。



どうかきみに届きますように。
2005年10月02日(日)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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