もう戻れないんだけど。


あの頃きみに、もっと色んな話しをしておけば良かったなぁ、

なんて、そんな風におもう。



「好き」



って、それだけじゃなくって、


「ちぃは夏の夕立の雨が好きなんだー」

とか、

「秋風って気持ちいいよね」

とか、

「昨日はすっごい怖い夢みて泣いちゃったよ」

とか、


「あの映画観た?」


「あそこへはもう行った?」


「あの新しいCD聞いた?」


って、もっともっと普通のこと、話せば良かった。


そしたらなにかちょっとだけでも変わったのかな。

ちぃ自身に、ほんの少しだけでも興味もってくれたのかな。

今とは違う未来があったのかな。


なんて、ね。


泣いてなんかないよ。ホントだよ。今は泣けないんだ。

どうしてだろ。ね。

凹むことだって怒ることだってないのに。

おちてるわけでもないのに。


・・・あ。違った。

『なにもないから』だ。

なにもかも、過去すらなかったみたいになってるから、

だからなんだか悲しい気持ちになるんだね。

2005年06月27日(月)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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