だいすきだよ。


ずっとずっと笑ってたいよ、って言って

笑っていようね、ってきみが。


唇、噛み締めたんだ。痛いくらいぎゅって。

絶対泣かないんだからって、笑顔でいなくちゃって。

何度も何度も何度も。


なのにね、急に、途端に、泣けてきちゃって。

堰をきったように涙が溢れてきちゃって。


視界?そんなんじゃない。視線。


目と、目が。合ってるのか合ってないのかくらいわかるよ。

それで笑って、笑顔が、返ってくるのだって。

悪戯に指差して笑うから、つられて笑っちゃった。



しあわせ。



本当に幸せだった。楽しかった。大好きだっておもった。

一緒に笑えて、一緒に泣けて、幸せだった。


左手でね、顔を覆って、空を仰いで、誤魔化すんだもん。

泣きそうなくせに、「泣いてないよ」みたいに。

口の端を緩やかに上げて、目を細めて。


「またね」って、彼が。

だけどね、ちぃは言わなかったよ。


最期の最期に残ったのは、きみの後姿。

ずっとずっと追いかけてきた、ちいさな背中。

もう会えないなんて嘘みたいだね。

二度と、もう。会えないなんて。



・・・ねぇ。ばいばい、なんて、そんなの嘘だよ。

最期の精一杯の強がりに、お願いどうか気付いて。



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【私信】


メル、ありがとね。それから日記も見たよ。

すっごく嬉しかった。

なにもしてくれなくていいんだよ。

なにも言わなくていい。

ただね、そう思っていてくれるだけで。

バカみたいなんて思わないでいてくれるだけで救いだよ。

それだけで十分。ホントに嬉しかったんだから。

ありがとね。心から。
2005年06月01日(水)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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