拙い言葉たち。


“別れ”なんかじゃない、でも“さよなら”を


あたしはきっと、言うんだと思う。きっと、もうすぐ。



「もう気にならない」なんて、思ってもないこと言えない。

きみに「諦められたから」なんて嘘だって言えない。


もしかしたら、これからだって会いに行っちゃうかもしれないし、
気持ちをぽろっと口に出しちゃうことだってあるかもしれない。
でも、もう会わないかもしれないし、なにも言わないかもしれない。


これから先、どうなるかなんてあたし自身わかんないけれど、

だけど今のあたしは、きっと、きみにさよならを。


そうするのが当たり前だったみたいに、
最初から決まってたみたいに、ごく自然に云うんだと思う。


『ちひろん』ってね、はじめに呼んだのは、あの人なんだよ。


あたしの生活の中にはあの人があふれてて。
あふれすぎてて、きちんと終わりにすることなんて不可能なんだ。

それでもこれからは、想い出、にしようと思う。
ぜんぶひとまとめにして、少しでも想い出にかえていきたい。
今はそう思ってるよ。これでも前向きなんだから。



最後のさよならの前には、


“ありがとう”と“ごめんね”と、それから“大好きだよ”って、


こころの底から、まるごと伝えられたらいいな。


笑っちゃっても泣いちゃっても、ちゃんと頑張って云うから。


だからきみは、


ほんの少しだけ困った顔して、それで、そのままま笑ってください。


唯一、想いが通じてたように思えたあのときみたいに。

2005年02月24日(木)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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