甘ったれた感情。


一人が寂しいなんて、まるで子供だね。
泣き虫だなんて、まるで子供だね。
誰かの体温で安心できるなんて、まるで子供だね。


もう10代最後だっていうのに、あたし子供みたい。
寂しいって泣いて、一人のベットじゃ眠れなくて。

人前じゃ、ずーっと強がってた。
「大人っぽいね」とか言われたりして。
物分りが良い振りするのは得意だった。
人のご機嫌を取るのも得意だった。
だけどそれは、ホントのあたしなんかじゃなかったんだ。

マキに出会って、嘘の笑顔が出来なくなった。
大切な人がいれば、もう他には何もいらなくなった。
独りで生きていけなくなった。
泣きながら電話するようになった。
誰か、たった一人からの愛を乞うようになった。

マキが男だったらな、ってよく思う。
そしたらきっと、あたし達、幸せだよね。


何かダメだぁ。。。
あの人に会ってから、また泣いちゃうよーになった。
おかしいね、もう諦めてるはずなのに。

そういえば、橋本くんの時にはこんな事なかったなーなんて。
凹んだりムカついたりはしたけど。
あの子と一緒にいるの見て泣いたりはしたけど。
だけど、独りの夜に橋本くんに会いたくて泣いた事なんてないや。

愛してくれる人が欲しいな。
誰かを愛したいな。
2003年08月08日(金)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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