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木曜午後はスイミング。
今日のミニWaKaはでかけるときからいつもと違っていました。
いつもは「ミニWaKaくんなぁ、おかあさんといっしょにはいりたいねん」とぐずぐず言いながら出かけます。
なのに今日は…
「ミニWaKaくんなぁ、きょう ももちゃんといっしょにぷーるはいるねん。かぁさんいっしょに はいれへん」というではありませんか！
これはもしや泣かずにガラスの向こうにいけるかも？？？
※ミニWaKaはギャラリーとプールの間を通りぬける5分間ほどだけ毎回泣いています。

プールにいつもより早く着いて、一人で遊んでいると
二番目に到着したのは前出のももちゃん。
ももちゃんも最近ちょっとプールがいやになっている様子…
けれど、今日はなんとなくいい感じで、早速2人で遊び始めました。

そしてもう一人、ベビーからあがってきたお友達のりっちゃんも加わって
ちびっこ3人組として、先生はまとめて見ています。

そして練習の時間になりました。
それまで ももちゃん、りっちゃん、そしてよく知らないお兄ちゃん達と
ぐわ〜！！！っと機嫌よく遊んでいたミニWaKaにヘルパーをつけます。
さっきまでのテンションが一気に落ちるのがわかります。
けれど、まだ泣いてない！！！
実は内心「いつ泣く？いつ泣く？」とどきどきだったけれど
最後まで泣かずにプールサイドにちゃんとお座りできました。
先生に引き渡す時には「ミニWaKa　今日は泣いてない〜！！！」と
びっくりコメントをいただくほど(笑)

けれど、横ではりっちゃんが泣いています。
※りっちゃんは今月からジュニア入りしたので２回目の練習。
それを心配そうに見守るミニWaKa。

練習が始まり、プールサイドに座って一斉にバタ足をしたり
顔を水につける練習が終わると、先生が設定したコースを順に回っていきます。
ちびっこ３人組は一番後ろにひとまとめ。
順番を待つ間になんだか３人で顔を突き合わせておしゃべりしています。
りっちゃんやももちゃんは泣いたり、泣きやんだり…波がある様子。

コース練習を１周終え、２周目を待っている間、りっちゃんが泣いていました。
そしてまた顔を突き合わせている３人。
よく見るとミニWaKaがりっちゃんの手を握っていました。
それに気がついた頃に、今度は反対の手をももちゃんとつなぎました。
するとももちゃんとりっちゃんも手をつないで…。
３人で輪になって手をつないでいるのです。
そうこうしているうちに、コースを周る順番がやってきて、
りっちゃんがももちゃんと顔を見合わせて笑っていました。
う〜ん　素敵！！！
それから最後まで誰も泣かずにがんばりました。

そういえば、車でプールに向かう最中
「ももちゃんな、ねむ〜いってないてた〜」と何週も前の話題を振ってきたミニWaKaに
「ももちゃんやりっちゃんが泣いてたら『泣かなくていいよ〜』って
おててつないであげなぁ」と何気なく言ったのを思い出しました。
ミニWaKaったらちゃんと実践したのね。
りっちゃんはその手を握る行為に安心したのか
それ以降、隣にいる誰かの手を必ず握るようになりました。

そして練習終了。
お風呂に入って、シャワーを浴びて、ギャラリーに出てきたミニWaKaは
開口一番「がんばってん！」となんだかうれしそう。
自分が泣かなかったこと、お友達と協力して乗り切ったこと
そんな自信がミニWaKaの笑顔にあふれていました。
もちろん「すご〜いがんばってたの、お母さん見てたよぉ。すっごいうれしかったよ」と褒めちぎっておきました。

後で「おてて握って何話してたの？」と聞くと、
やはり「『なかなくていいよ〜』っていっててん」とのこと。
先月までは自分が泣いていたのに、今月に入ってりっちゃんが泣いているのを見て
ミニWaKaなりに考えることがあったのかも。
というのも、りっちゃんはベビーで一度も泣いたことがなかったから。
ほんのちょっと「自分がしっかりしなくては」という気持ちがわいたのかも知れません。

ミニWaKaがどんなことを考えていたのかはわからないけれど
今日ひとつの線を乗り越えたのは確かです。
おそらく来週からも泣かずにプールにいけるのでは？
それは一人で乗り越えたのではなく、ももちゃんやりっちゃんと一緒だったから
乗り越えられたんだろうなぁ…と思った今日の出来事でした。

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