ミニWaKaとハルとneeの成長日記

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2002年03月02日(土) 赤ちゃんが来た

妊娠が発覚してすぐの10月4日
WaKaDaNは2冊のエッセイを買ってきてくれました。
「そういうふうにできている」著:さくらももこ (新潮文庫)
「赤ちゃんが来た」著:石坂啓 (朝日文庫)

「そういうふうにできている」の方は作者の妊娠中の体験。
「赤ちゃんが来た」の方は、生まれてから1歳を過ぎる頃までの体験。
ということで、すぐに読んだのは「そういうふうにできている」
で、その後つわりで本を読む気持ちの余裕が無くなり、
「赤ちゃんが来た」の方は本棚に眠っていました(^_^;

そんなことはつゆほども知らないお友達(昨年出産)から、先日
「『赤ちゃんが来た』って本読んだ?
 この本を読んで男の子がすごく欲しくなって、
 その後に男の子ってわかってすごく嬉しかった。」
という一文の入ったメールが届き
・・・そういえば、うちにあったじゃないか。。。と思い出した次第(^^ゞ

今日はWaKaDaNもやみあがりだしのんびり過ごしましょう♪ということで
午前中はまたもやちくちくとタオルでミニWaKaのスタイを作り、
することの無くなった午後から、この本を読み始めました。

いや〜、笑った笑った!
今の自分もそうなんだけど、
日々お腹が大きくなって、このなかで赤ちゃんが育っているのを感じつつも
どこか他人事なんですよね〜。
そんな作者が生まれた子供を抱いた瞬間から、超親ばかになっていく様子。
くすくす笑いながら、「うちも絶対こうなるよね〜」と
イチイチWaKaDaNに報告しながら読みすすめる。

さらに大笑いするのは、この石坂家にも先住ネコちゃんがいること。
例えば
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『私はときどきまちがえて、「宙ちゃん(ネコの名前)』と
 呼びかけながら赤ん坊を抱いている』
「赤ちゃんが来た」著:石坂啓 より抜粋
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まちがいなく、私もneeママもこれはするね(爆)
neeママなんて、今でも私と陸(実家の犬)を呼び違えているぐらいだもの(^_^;

そして、大笑いするとともにとても共感できた一節がありました。
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『これまで、コドモがかわいいと言う友人たちにうちの猫もかわいいと話すと、
 きまって冷ややかな目を向けられた
 「コドモと猫は違うわよ」
 でもまぁ今のところ、各段に猫と人間の差を感じるわけではない。
 赤ん坊は猫みたいにかわいいし、猫も赤ん坊みたいにかわいい。
  ただ、連日おっぱいを飲ませながらリクオ(赤ちゃんの名前)の顔を
 眺めてたので、このあいだ宙太郎をだっこしてじっくり顔を見て驚いた。
 こいつ、こんなに毛深い顔をしていたのかぁ。
 なんだか5匹がものすごぉく、ケダモノっぽく思えておかしかった』
「赤ちゃんが来た」著:石坂啓 より抜粋
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そうなのそうなの!!!
お友達のおこちゃまの話を聞くたびに、口には出せないけど
「うちの天や花とおんなじことしてるんだぁ…」なんて、猫と比べていた我が家。
きっとミニWaKaが生まれてきても、ミニWaKaは天や花みたいにかわいいし
天や花もミニWaKaみたいにかわいいに違いない。
でもでも、やっぱりふっとした拍子に
「こんなに毛深い顔をしていたのかぁ…」と思う瞬間があるかと思うと
想像するだけでおかしくって、思わず声に出して笑ってしまった。

WaKaDaNにこの話をすると、彼も10月に読んだ時に私に同じように
この話しをしてくれたらしい。。。
でもそのころの私って心に余裕が無くてすっかり聞き流していたのね。
ごめんね、WaKaDaN(^^ゞ

そんな本を横むきに寝転がって、天をうで枕しながら読む私。
半年後にはこの場所から天は追いやられ
ミニWaKaがすやすやと眠っているのかしら。。。
なんて思うとやっぱりなんだかくすくす笑ってしまう。

そんな猫話だけでなく、お友達の言うとおり
ミニWaKaが男の子だったのをとてもうれしく感じた本でした。
生まれて少し落ち着いたら、もう一度読みかえしてみよう。
今度はきっと母の気持ちで共感しながら読めるとおもうから…(笑)



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