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■ クリスマス
本日はまぁ、世界的にクリスマスイブと言うわけでおめでたいと言うことになっています。 でも安美にとっては父親を亡くした日で(正確にはこの日、消息を絶ちました) だから母親の私としてはあまりめでたい気分になれず、 ずっと保育園や知ってか知らずか世話を焼きまくる実家に任せ、自分では何もしませんでした。 そんな状況ですからしっかり聞いたことはありませんが、サンタクロースを信じてはいないのではないかと思います。 子供らしさを奪ってしまったかもしれませんね。 でも今年ステップファミリになり、新しい父親にもすっかり慣れてまるで血を分けた親子のようになりました。 それは本当に『本当の父親』と言う言葉が痴がましいくらいなので、今では亡夫を『生物学上の父』今の夫を『今の父』と考えるようにしています。
そんな状況だから、私たちとクリスマスのあり方も少し考え直さなければならなくなりました。 とりあえず今年は手はじめに、ご馳走責めの晩餐などを一昨日やってしまいました。 今年はクリスマスが平日になってしまうため、父親が時間が取れないための策でしたが 冬至でもあったため、南瓜は出るしケーキもあるし、お風呂には柚子が浮いていると言う 穏やかで和やか、でも舞台裏はてんてこ舞い、と言う嬉しいパーティでした。 実はプレゼントらしいプレゼントはありませんでした。 母からの子供用のアナログ腕時計は繰り上げですでに娘の手に渡っておりましたし (でないと彼女は針の時計が読めないという大変な状況だったのです) お父さんの予算はご馳走になっておなかの中に消えてしまいました。 でもお父さんの『サンタは形じゃないよ』の言葉どおり、この時間こそが本当に貴重でいとおしいものです。 来年も再来年も、ずっとずっと続いて欲しいです。神様、もうこの"時"を奪わないでください。
2003年12月24日(水)
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