どんぐり1号のときどき日記
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2010年09月09日(木) |
「ライトスタッフ」出張 |
朝は涼しかったが、日中は動くとそこそこ暑い 会社は冷房を切るので、日中はとんでもなく暑くなる。仕事の効率を下げるのが好きなのだろう。
会社の子に「ライトスタッフ」を貸す。 以前「RONIN」を貸したら結構おもしろがっていたが、意外と見所をしっかりと理解していたのである。この子には先週「パトレイバー2」を貸したのだが、「手描きなのに絵が凄いし、話も面白いのだが、キャラクターが良く判らない」との事だった。まあこれは予想していた答えで、こうしてみるとその辺の一般人に「パトレイバー2」の理解は難しいかもしれない、と改めて思ったりする。よく押井作品が難しいと言われるが、これはストーリーもあるが、キャラターがつかめないためかもしれないのだ。
それはともかく、映画を観始めた時点でCGIが使われているのが当たり前の世代が「ライトスタッフ」を見てどう思うのか、とても興味がある。映画として非常に良くできているのだが、まだ技術的にCGIが使える状態ではなかった映像を見て、ストーリーと映像のバランスについてどう感じるのか、特にこれはドキュメンタリーに近い映画なので、一歩間違えば違和感が発生してもおかしくないのだ。
ちなみにこの作品、原作共々大好きで、公開当時は6回観に行ったし、友人と電話で恐らく最終的に10時間以上に渡って話しただろう。メイキングも様々な本を捜して楽しんだ、実に愛着のある作品である。もちろんサントラも買ったし、ソフトも4枚持っている。 そのくらい好きなのだが、制作上仕方がないとはいえ、映像的に残念だと思うところがある。 映画制作時は、実際に飛べるB-29やNF-104が存在しないため色々と苦労しているのだが、特にNF-104は過去のフィルム、プラモ(1/32ハセガワ製)、ドイツ空軍から借りたF-104Gとの整合性を取るため、尾翼基部のロケットエンジンを取り去った形で撮影せざるを得なかったのだ。個人的にはここがNF-104だったら、他は全て無視して何も言う事がない映画に仕上がっていたのだが…。
次は「たたり」でも貸してみるか。あ、これはLDでしか持ってない…。「ヘルハウス」が先になるか…。
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