どんぐり1号のときどき日記
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月末だが、どうも会社はのんびりしているなぁ。不思議だ。
夜に「パトレイバー劇場版」の1を見る。 どうも2を何度も見ているためか、最近は1を見てもはつまらなく感じるようになった。野明や遊馬といった若手のキャラクターが鬱陶しいのだ。押井監督は元々かれらを描きたくはなかったと言っていたが、やはりそこはシリーズ物の辛いところだ。劇場版の1作目としては、押井監督でもそこを完全に無視する訳にはいかない。というか1作目だからこそ蒸ししてはいけないと監督も理解しているのである。
そして1作目をそれなりに成功させたからこそ、2作目をああいう作品にする事ができたのである。もちろん3作目はなくなるだろうし、実際やりたいことをかなりここに詰め込んでいるから、パトレイバーという作品に未練は残らないはずだ。
押井監督は、ただ単に好き勝手をやっている訳ではなく、すべてが計算ずくなのだ。
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