毒茄子
レガお君



 フィードバックの大切さ

今日で実習1クール打ち上げ。

終わってみればあっという間の2週間で
学生に「先生、白衣着て実習してるほうが
イキイキしてるわ〜」と言われてたのも
とりあえずは一休み。
今日は総括のカンファレンス。

午前中、学生の記録を見始めて
今日は午前中だけで6人分全部コメントできた。
初日、2日目は声を掛けてきた友達に
「コメントが書かれへんねん」と
半泣きでこぼしてたけど
何とかちょっとは進歩したらしい。
毎日時間はバラバラだったけど
きちんと患者さんに挨拶もできたし。

「何か」があった時にも教員と患者、
教員と指導者の関係がきちんとできてれば
学生の傷は少なくて済むし
臨床もきちんと学生に関わってくれて
学生は伸び伸びと学べる。
そういう、調整役割を今回は頑張ろう
と思ってた1週間。

貪欲に何でも学びになるものは経験させようと
実習初日に急いで患者紹介をして同意をとり
いきなりムンテラに学生を突っ込んだりしたけど
その後の学生の学びや気持ちの変化を見ていると
とても大切な体験になってて
我ながらよく調整したと自画自賛。

学生は今回の実習、精神的な関わりは難しいとか
いまひとつ手ごたえがないとか
悶々としてたようだけど最後には「楽しかった」
と言ってくれた。それが私には何よりのご褒美。
臨床の看護師も良く関わってくださって
本当に嬉しかったとも言う。
それを何とか臨床に伝えたい。

その昔、私が臨床指導をした最初の年に
自分なりに頑張って関わったら
実習が終わってから教員が手紙を下さった。
その手紙に感激した私は
ますます学生と関わるのが好きになり
結局それを仕事に選んだ。
で、今は学生控え室でその教員と一緒にいる。

患者と看護師の相互作用があるように
学生と臨床スタッフの相互作用はある。
学生の感謝がきちんと臨床側に伝わって
それで臨床側がますます関わりを深めてくれたら
学生もますますいい学びができる。
その橋渡しをできるのは私。
教育的関わりを楽しくやれるということは
病棟のレベルアップにもつながる。
それが患者さんのケアに反映されたら
私も看護婦免許持って教員の仕事を
してる意味がちゃんとあるなぁと思う。

明日から実習は2週間インターバルで
週末は魚と石野卓球@京都メトロ。
早速ウキウキとお支度。
爪を塗って、服を出してガソリン入れて
地図買ってガイドブック出して・・・。
楽しみにしてるのに台風らしい。
私はこんなに頑張ったのに
誰かの行いが悪いらしい。
奴は今週何をやらかしたのか?

今週の私は自画自賛週間、不都合は他人のせい。

2003年05月29日(木)
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