毒茄子
レガお君



 厨房語彙

診断書を出しに行こう。

昨日もらってきた診断書を出しに職場へ。
忙しい時期にお休みをもらうので
お詫びのお菓子も買っていく。
お菓子を何にするか?それが大問題。
おやつの消費が激しいうちの病棟
半端な量では1日も持たない。
日勤10人で30個入りのおやつを
その日のうちに食い尽くした
ハイエナ軍団。

近くのおいしいケーキ屋で
クッキーの詰め合わせ9袋セット。
クッキーならそんなにガツガツも食えまい。
でも、包んで貰いながら
何だか足りないような気がして来て
パウンドケーキ3本セットも追加。
計2箱5400円のお詫び菓子。
何とか3日は持ってくれ。

職場に顔を出した帰り道
ツタヤに寄ったら入り口のところに
見たことある顔がいる。
幼稚園からスイミングスクールで
一緒に泳いで、短大出るまで
バイトも一緒だった子。

でも、最後に会ったのは6年前だから
とりあえず横目で見ながら通り過ぎて店内へ。
店の中から様子をうかがうけど
やっぱりそっくり。
真田〇之をエレガントにして
キアヌ・リーブスも入ってるような
スーパー男前はそうはいない。
おまけに身長は160センチもない。
スーパーちびっこ美形男。

問題は私の足。
中卒で元・スーパーヤンキーの彼は
私と判れば挨拶代わりに
ギブス蹴ってくれるぐらいの事はやりかねない。
無視する事に決め込んで店を出る。
が、「おい、〇〇〇。」としっかり呼ばれる。

そのまま立ち話が始まる。
昔の勢いで久々に喋ると
自分の口から「やかましいわ」「しばくぞ」
「泣かすぞ」とか封印してた語彙が
ボロボロ出て来る。

懐かしいやら情けないやら


2003年01月21日(火)
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