GRAPEVINE SPRING TOUR@中野サンプラザ
2022年03月18日(金)
2日連続の中野
2daysていうのも久しぶりよね
きのうより10℃近く気温が低くて冷たい雨
開場時間すぐに入って、ダサいTシャツ買った。
席もきのうとほとんど同じような場所
後ろの方が傾斜があって見やすいからいい
安定の金戸側だし
音もなく照明が落ちて
歓声こそなく拍手で迎える、いつもの光景。
演奏の運びはきのうと同じ
だけど、きのうより熱く感じた
それは私自身が?かもしれない
熱さの残った頭の中に注がれる、響く音の揺れ
新曲が出てのライブではないから
どんな選曲でくるかも読めなくて。
まあ、アルバムツアーでも常に新旧織り交ぜだけど
今回はより一層新旧のタイムトラベル
EVIL EYEとか、BABELの曲結構好きだからうれしい
速くて爽快感のある曲も好き。
お客さんのノリが様々なのがいいんだよね
腕挙げるも挙げないも自由でバラバラで
1〜2割の客だけが腕挙げてて
挙げてない客全体もちゃんと盛り上がってる
こんな光景、ほかのライブで見たことないもんな。
アナザーワールドに弱いのは変わらず
消え入りそうで、あと少しの力を繋ぎとめる曲
このあとSilveradoに続くの良かったなあ
なんとも。記憶を時間を旅する道程
昼白色の照明の中
タナカさんにだけアンバーのスポットが当たる。
ロックバンドは夜な照明が似合うけれど
こう、真昼の道を悠々とゆっくり進むように
色が付いていくGRAPEVINEの姿も好きだ。
駆け抜けた本編
「あとろっぴゃくさんじゅうまん曲あります」
と言いつつ最後の曲は、Gifted
締まる。
アンコールもきのうと同じ流れ
懐かしい気持ちになる
今年はデビュー25周年なんだって
同じ年月を過ごしたファンにも
サービスをしてくれているんだろうか。
「どこへも足を向けて寝られへん」
と、感謝を伝えてくれたけれど
それはこちらのセリフだと言いたい。
変わらなきゃいけない
もっとがんばらないといけない
そんな思いは、日々についてまわっていて
このままでいいんだろうか、
なんて毎日考えていたところだった。
バインの音を前にして私は
ずっと変わらない
これが当たり前の光景でないことを
嫌というほど思い知ってしまったのに、お互い。
バンドと観客でいる間、この関係はずっと変わらずにいられる
本当に、有難いと思ったよ
文字通り、有難い、って。
どうにか守りたい
Tシャツがどんなにダサかろうともっと買わなくては
次はね、もっと買うね。きっと。
ふれていたい、で終わる
この曲でずっと示されていたポーズを知っている
ピース、だ。
ピースで、平和で、ずっと笑顔で
つまり、この情勢を思ってのことだとすぐにわかる
直接的な言葉では表さないところがバインらしくて
君が笑った、明日は晴れ
そう残してステージを去っていった。
外に出ると、まだ雨
晴れバンドなのに、珍しく雨なのも春のせい
再会にお酒を飲むことができないのは
寂しかったけどね。まん防で21時に飲食店閉まるからね
メンバーも打ち上げナシで我慢してるから
がまんがまん。
これでも少しずつ、状況は良くなってる
私はこの音楽を、きっと守るんだ。
1.虎を放つ
2.Alright
3.EVIL EYE
4.目覚ましはいつも鳴りやまない
5.Metamorphose
6.雪解け
7.ジュブナイル
8.BABEL
9.Neo Burlesque
10.ねずみ浄土
11.KINGDOM COME
12.世界が変わるにつれて
13.アナザーワールド
14.Silverado
15.Shame
16.阿
17.さみだれ
18.その未来
19.Gifted
E1.BREAKTHROUGH
E2.手のひらの上
E3.光について
E4.ふれていたい
pd
/
mail
/
MY+
/
A+
Design :
maybe
/ Illustration :
ふわふわ。り