2018年09月15日(土)
連休初日に午前中から映画行くという
引きこもりらしからぬスタートダッシュ。
まあこないだも「カメラを止めるな」
朝から見たけど。

今日は「SUNNY」
http://sunny-movie.jp/
大根監督の最新作
監督はドラマ演出時代からファンで
いろいろ見てきたのに
有名になってきたらこじらせて
映画館でちゃんと見るのは初めてになってしまった。
音楽小室さんだし、コギャル時代の映画ってことで
気になりすぎて前売り買ってた。

子育て中の同級生と、遊べることになって
一緒に観ることになった。

コギャル最盛期世代は、私より少し年上
田舎だからあんなにコギャルに溢れてはなかったけど
ルーズもeggもプリクラも流行ってたし
ちょっといかつい顔の子でも
茶髪でミニスカで青いシャドウのメイクしてたよね。
あり得ないくらい声大きくて口悪くて
私が世界の中心!て顔してたし。
根っからのオタクでルーズ履いたことない私でも
写真にポスカで落書きして無印のフォトアルバムに入れる
くらいはしてた。エヴァ見てた。

ファッションや、女の子たちの関係性がリアルで
90年代の曲たちにはタイムスリップさせられる。
コギャルSUNNYの子たちみんな
かわいくて愛らしくてたまらなかったなー
すずちゃんの変顔の演技が本当に笑えて素晴らしかったし
舞香エライザの、ギャル特有のカッコ良さ
みんな大人時代の女優さんと雰囲気がそっくりで

大人になったら、同じ学び舎にいたころより
それぞれの環境は大きく変わってしまう。
結婚して子供がいて幸せな家庭を築いていても
なんの問題も悩みもない家庭なんてないし、
独身で仕事していたって、すべて満足してる訳じゃない

大笑いして、今がいちばん楽しいんだ
私が世界の中心!って顔はできなくなってる。

主人公の夫が「女の友情なんて薄情だよな」
みたいに言うシーンがあったけど
そんなことないんだよ。
結婚したり子育てがあったりすると、
本当に会う時間作るのカンタンじゃなくなるんだよ
女の方が、家庭に取られる部分が大きくなる
時間も、気持ちも。

だから、大学時代の同級生である友だちと
この映画を一緒に観られたことはよかった。
ふたりの子どもを育てている友だち
とってもかわいい子どもたちでも
イヤイヤ期やヤンチャ盛りで、ママは本当に疲れてる。
たまに会ったからって、私にはなにもできないし
悩み相談に答えられる経験も度量もない

でも懐かしい話したり
ご飯食べたり、甘いもの食べたり
そういう時間を、これからも持っていたいよ。

あー、それにしても三浦春馬のカッコよさで
あんなに笑える映画もないだろうな
声出して笑いそうになるの堪えたもん。
でもロン毛かき上げてカッコイイこと言うのが
あの時代の最上級のトレンドだったんだよね

鰤谷って役の子もすごくよかった
メイクもキャラクターも、時代そのもので。

映画製作決まったときは
奈美恵さんも小室さんも引退発表されてなかったはずだし
巡り合わせというか。
今の時代に振り替えるべきタイミングだったのかもしれない
奈美恵さんの引退は、明日。



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