GRAPEVINE@日比谷野外大音楽堂

2015年09月12日(土)
夏にさっぱりライブに行っていなかった
フェスには去年も行かなかったけど
今年はワンマンもイベントも、全然予定がなくて

こんなにライブ行かないと
もう心のエネルギーが不足してパッサパサだった
何事も9月になれば9月になればと唱えて
限界の峠を二度は越えた気がする

待ちに待った野音は、今年最後の真夏日か、という快晴

遠方からの友人を迎え入れ、日比谷でランチビール
してから公園の方へ歩いていったらなんと
公園でオクトーバーフェストやってた!
先に言ってよ〜状態でためらいもなく一杯買って乾杯
始まる前から最高

明るいうちからの開場
10年ぶりくらいに会う顔もいて。
缶ビール片手に乾杯しにうろうろして
始まる前からの最高

立ち見も出るくらいの盛況で
遠方から、数年ぶりに、集まる顔を目の当たりにして
やっぱり大箱でのワンマンってすばらしい
空間が、期待に膨らんでいるのがわかるくらいなのに
メンバーはいつも通りぬるりと登場
なんか、金戸さんが派手なシャツ着ていて笑ったけど

はじまりから聴きたい曲を畳みかけられた気持ち
明るいうちの放浪、真昼ほんとうに気持ちよくて
もうこれだけで、と思ったところへGlare
泣いちゃうよ

野音は特別な場所
野外で広くて眺めもよくて大好きな場所
気持ちの良い風が背中から吹いてくる
タナカさんも終始ゴキゲンで
売店へ酒を買いに行くように促す促す
まあ、行きましたけど。買い足しに。
気持ちよくなって、熱くなって
アルコールも自由に補充できて
バインの空気にもぴったり合う。

さらに最高なのは、椅子があるということでしょ
まったりしたかったら座っていい、
これが最高。
すっかり暗くなって
壁の星くらいにはもうすごい人数座ってた
座るイコールやる気ない
とかそういう次元ではないわけ!
筋力を使わずに良い態勢で音楽を楽しんでいるわけ!
それぞれの姿勢で、自由にたのしむことが許されている

GRAVEYARDからsmalltownあたりでは
図らずも涙腺がゆるゆるに
ただの生活の上には何もなくて
こうして音楽に触れにこないとパサパサになってしまう
これがないとだめなんだ
ここに帰ってこないと
何年前の曲でも
今の音がいちばんしみる

毎回思うこと同じだなあ
もはや

名店の何年も変わらない味っていうのは
少しずつ進化しているものらしい
この音楽も、そうなのかな

お別れの曲はふれていたい
明るい照明と晴れ晴れとした笑顔の温度で
あったかシャワーぶわーってかけられて送り出されるみたい
楽しかった

またやりたいね、って
来年も9月野音のスケジュールはチェックしておくように、って
ほんと毎年やれたら最高!に嬉しいなあ

終わってすっかりほくほくで
ワインのお店で飲んで帰ってきた
いつも通りの楽しみがあることの幸せ
たぶん3人ともアタマから湯気出てたね

来年の予定も 空けておきます

<GRAPEVINE@日比谷野外大音楽堂>
1.Big tree song
2.放浪フリーク
3.真昼の子供たち
4.Glare
5.コヨーテ
6.冥王星
7.そら
8.無心の歌
9.MAWATA
10.おそれ
11.壁の星
12.SEA
13.愁眠
14.This town
15.夏の逆襲(morning light)
16.KOL
17.GRAVEYARD
18.smalltown,superhero
19.超える

E1.君を待つ間
E2.RAKUEN
E3.ふれていたい



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