GRAPEVINE Tour2009@赤坂BLITZ Day1

2009年11月10日(火)
ひたひたです。
雨がじゃぶじゃぶ降っているもの。

はやる気持ちで一日中わさわさしながら急ぐも
結局会場到着は19時ぎりぎり。
ドリンクアルコール一気飲み。つめたい。

一瞬の暗転のあと明かりがつきメンバー登場。
まさかのSEなし。無音の中で登場するとは…
ゆっくり楽しんでってくださいねーとタナカ。

ボロンとギター鳴らしTwangから。
夏に野音があって、秋口からツアーが始まり
この東京ワンマンをすごく待ってた。
だから静かなこの始まりにも、ニヤニヤが止まらなかった。
数曲やってからタナカが
大丈夫?寝た?今日ずっとこんな感じだから
と言ったように
ライブは全体を通して飛跳ねるようなテンションはなく。
かと言って数年前のツアーのときのような
長いジャムセッションがあるわけでもなく
1曲ずつとても素直に聴くことができた。
出される一皿一皿をじっくり残さず食べてから
次へ進んでいくような気持ちでライブを見ていた。

中盤で噂の2人組Permanentsのコーナー。
タナカと高野さんのコンビ。噂はついったー経由。
アンコールで出ると思ってたのでびっくり。
ていうかこのコーナー、すんごいよかった。
ダイヤグラムがあんなに良い曲だったとは、の勢い。
年を経て聴くとまた沁み入るものがあるのですね。

後半戦まさかの新曲。なんか優しくて明るめ。
待ちに待っていたDarlin'で
金戸さんが亀ちゃんのパーカッションを横入りで叩くという
おちゃめすぎる後ろ姿が拝めたーなんだあれはー。
というかもっと踊れるテンポを想定していたのに。

魔法から最後までの流れがゾクゾク。
それだけにその前の疾走が違和感。
毛色が違いすぎて唐突に置かれた感じがしちゃう。

今までにない空気のライブだったけど
これはアルバム「Twangs」の空気そのままだったような。
昔の曲も織り交ぜながら
かつ今一番新しい音源の持つ雰囲気でワンマンができるって
当たり前のようでいて
なかなか味わえるものでもないと思う。
本人たちがどんな気持ちでやってるかわからないけど
長いこと見ている側としては
この上なく安心できて、且つ新鮮。

アンコールはまさに別腹なメニューで。
君待ちはやっぱり人気ある!
なのに次に鳩とかを笑顔満載でやるあたりがひねくれ者。
最後はイントロあっさりめのFLY
ついにここで今日初めて腕を振り上げましたよ。
うーん。逆に新鮮。

明日もあるんだから今日は簡単にして
あとでまとめて書こうと思ってたけど
明日を見る前に今日の気分だけで書きたくなって結局長文。
平日だっての。

明日はもう少し細かいとこまで楽しめるかなあ。
ひたひた。

<GRAPEVINE Tour2009@赤坂BLITZ Day1>
1.Twang
2.Pity on the boulevard
3.NOS
4.嘘
5.REW
6.SUN
7.Vex
8.hiatus
9.She comes(in colors)
10.Turd and swine
11.ダイヤグラム(Permanents:田中高野)
12.遠くの君へ(Permanents:田中高野)
13.新曲
14.Darlin' from hell
15.Afterwards
16.ジュブナイル
17.疾走
18.それを魔法と呼ぶのなら
19.小宇宙
20.指先
21.CORE
22.フラクタル

E1.君を待つ間
E2.鳩
E3.FLY



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