But I know something green grows inside your heart.

2005年05月01日(日)
ゴガツ!
ゴガッ!
曇りっぽく気温はぬるく
外仕事だったので都合の良い天気でした。
人に道を聞かれまくった。

それにしてもきのうの品川レポは
あんまり調子が戻ってきていないような。
けどいつもより投票が多めだった。
ああやっぱりここはバインメインだったんだわ、
と身にしみながらも
今日はヘルマンのことを書きますよ。

Hermann H.&The Pacemakersね。
4月いっぱいを以って活動休止、とのこと。
昨夜それを知って
今日帰宅してからメンバーコメント読んで。

メンバーがそれぞれ今やりたいことをやって
さらにステップアップして
もう一度バンドに戻ってくるための活動休止、
決して解散までの空白ではない、と。

うん、そうか。
私もここ1年以上はヘルマンを見ることも
めっきり減って、新作も買ってない。
ヘルマンが今までとは違うものになってきたこと
メンバーそれぞれの志向も変わってきたこと
ちゃんと追ってきたわけではないけど、感じていた。

メンバー脱退を経て
確かにペースを落としながらではあったけど
それでも休まず歩いてきていた彼ら。
もし活動休止があるとしたら
もっと前からでも良かったはずだ。
でも、彼らは今までそれを選ばなかった。
道を見失うのではなく
模索しながら
それぞれ新しい道を拓きながら
帰ってくるべき場所を守りながら
今、ヘルマンを休ませることを決めたんだね。

いま久しぶりにヘルマンを引っぱりだしてきて
昔のから順に聴いてる。
やっぱり好きだー。
岡本さんのひねくれたメロディーやっぱすごすぎ。
気がつけば日本語の歌しか聴かない私が
好きな英詞って今でもヘルマンだけなんだよなあ。
かと言ってヒラトコ派ってわけじゃないけど。
チーズもしっくりこなかったし…
やっぱりヘルマンていうバンドじゃなきゃ
ダメなんだったんだろうな。

東京に出てきた秋に出会って。
ひねくれててバカでかっこ良くて
あっという間にハマって抜けられなくなってた。
いろんな思い出がある。
時にディープな、時にミーハーな。
ヘルマン見に行くようになって
体力使い果たすライブの楽しみ方を知ったし
いろんな新しいバンドにも出会えた。
GQ最初に見たのもヘルマンと対バンの時だ。
あー、すげえ。

ってなんか思い出語っちゃったけど
解散するわけじゃないからなあ。
要するに、彼らの決断を応援したいと私は思う。
確かに最近のヘルマンとは距離があったけど
例えるなら古い友人を見るような気持ちなんだ。
ほんとに好きだったから。
遠くから、そっと。

けど、ステップアップのための活動休止って
ジョビジョバを思い出しちゃったよ。
そうなるともうウルフは必然的に
イコール石倉くんに当てはまるからね、
事務所で社員として働くしかないわよ若井くん。

いつしかヘルマンが再開する日が来たとき、
私が愛したいつかの彼らとは
やっぱり違うかもしれないけれど
それさえも、この耳で確めてみたいと思う。
どれだけ変わっても
きっと岡本さんは相変わらず
サザンしか聴かないピュア茅ヶ崎っ子のはずだし
志穂ちゃんは不思議っ子で
ヤスはいじられっ子で
ウルフはジャージっ子のはずだよ。
マヒトさんのことはあんまり知らないからごめん。
皆どんなふうにステップアップしてくれるのやら。
想像つかなすぎなのもおもしろいな。

またライブで「One,Two,Three,Four」とか
聴くまでは解散なんて許しませんことよ。

あーやっぱりバンドって厄介な生きものだ!
めんどくせー。




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