お伊勢参りへ行こうぜベイベー。 |
2005年04月16日(土) |
公開から2週間が経った映画 「真夜中の弥次さん喜多さん」を勢い勇んで見に行ってきた。
さすがに土曜日、劇場は満員。 カップルが多かったような。
あー、特にネタバレっていうネタバレはしません。 リンク先の公式サイトのほうが かなり細かいとこまで書いてあるから 見に行く前にじっくり見てしまうと 驚きが減ってもったいない気がします。 ハイ。
物語は ワイルドで熱い男・弥次さんと ヤク中の喜多さんは深く愛し合う恋人同士。 喜多さんのヤク中を治すために 2人は江戸から伊勢までの「お伊勢参り」に旅立つ その珍道中、ってとこかね。
やー。あれだ。 改めて長瀬智也ってすごいな、と思った。 弥次喜多の2人ともすごかったけどね 長瀬さんのテンションの振り切れっぷりと 喜多さんを愛する乙女心(?)っぷりがすごい。 IWGPのマコっちゃんから培われた バカハイテンション魂っていうか それの真骨頂だね、弥次さんは。 大声出して態度デカイだけじゃない ホロリと涙こぼすのもハマリすぎてるから さらにすげーなー、と。 アイドルじゃないよあれ。
歌舞伎界のプリンス七之助も キノコ生やしながらヤク中がんばってた。 最初からヨダレとか垂らしてて怖かったけど 静岡あたりから元気に血色も良くなってきて。 さすがに歌もうまいし。 でもやっぱりヤク中っぷりが一番素晴らしかった。
時代劇だけど時代考証とかメチャクチャで、 なにしろ金髪だしバイク乗るし、 パラレルワールドの扉が開きっ放し状態だったけど そんなに難解でもなくおもしろかった。 どういうラストで終わるんだ! って不安になりながら見てたけども。 いろんな登場人物も楽しいし ZAZENの曲もピッタリだったし 美術もCGも良かった。
わかりにくい世界観だけど わかりやすい笑いと 芸達者な役者さんとで中和されてる感じ。 くだらねー けど ちょっと深いー みたいな。わかんねえな。 とりあえず見れば良いと思う。 どこかヒトツくらいは気に入るシーンがあるはずさ。
なんて感想の書きづらい映画なんだ。
くど監すごいやね。がんばったね。 これからもまた映画監督やるのかしら。
見終えて、お伊勢丹の近くでご飯。 弥次喜多の恋模様に影響されたのか 珍しく恋愛テーマ多めな会話だった気がする。 相変わらずあまり実のある話はできないんだけど。
パンフレット、また明日じっくり見よう。
てやんでい! そんなもん見れるわけねえだろうが! 許可なく流してんじゃねえやい べらんめえ!
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