ミドリカワ書房@タワーレコード新宿店 |
2005年01月08日(土) |
寒空の下、久しぶりに都会を歩き回ったからなのか 帰り道には右ヒザが痛み出しました。 いよいよ自分の身体が心配です。
今日は久しぶりに学校へ。校門には門松が。めでたい。 先生に会い、新年の挨拶もそこそこに相談ごとを。 一時間ほど話して、少し落ち着いたように思います。
がらんとした学校を後にして、新宿へ。 セール中ということで洋服をいくつか見ました。 生まれて初めて自分でワンピースを買いました。 プリーツのピラピラしたやつです。おお。 ちょっとしたパーティーの際に着ようかと思っています。 カジュアル服だけど、 どうにもフォーマルの似合わない顔ですから、相応でしょう。
イヤな気分になる電話がかかってきましたが そのあとすぐ大好きなはなまるうどんを食べたおかげで とても良い気分になれました。歌舞伎町店もなかなかです。
そして、タワーレコードへ。 新宿へ来た目的、ミドリカワ書房のライブを見るためです。 しばらく店内をうろうろした後、 ステージの前に行き待ち始めました。 どんどん人が集まってきて、かなりいっぱいになりました。 暑くなってきました。
19時、茂木さんが登場しました。 スキージャンプペアでお馴染みの茂木さんです。 お客さんにも大人気で「モギー!」という声援や 「ポマードつけすぎ」という陰口がいくつか聞こえました。 茂木さんは昭和風味の軽快なおしゃべりで 今日のインストアライブについて説明してくれました。
「青白ければ青白いほど調子が良いと言われています。 今日も顔が青白いミドリカワさんです」 と紹介されて、ミドリカワ書房さんの登場です。 言葉通り青白い顔でしたので、そこかしこから 「わあ。本当だ、白い白い」という声が聞こえました。 生まれて始めてのインストアライブに ミドリカワさんも緊張されているようでした。
てっきり弾き語りだと私は思い込んでいたのですが サポートの方が3人いらっしゃいました。
ミドリカワさんがギターを持ち前を向くと、 天からミドリカワさんの心の声が聴こえてきました。 まるで日記を朗読するかのような。 「僕は近眼なので、お客さんの顔もよく見えませんでした」 などという声に合わせて、ステージ上のミドリカワさんも 目をこらしてみたりしていました。 小芝居が少しかわいらしいです。
今日の曲は 1.顔 2.雄と雌の日々 3.保健室の先生 4.馬鹿兄弟 5.チューをしよう でした。 開演前にスタッフの方が配ってくださったチラシに 歌詞が全部載っていました。親切設計ですね。
初めて聴くミドリカワ書房のナマ歌。 もっと淡々としているかと思いましたが ところどころ熱い歌いっぷりもみられました。
歌っている内容は、 整形したい少女、中絶手術が終わるのを待つ男 セクシーな養護教諭、借金を作って逃げた弟とその兄 などとディープで少し切ないもので それぞれその主人公視点でのストーリー仕立てなのですが ミドリワカさんの歌声はその主人公でもなければ 客観的な語り手でもない、とても不思議な存在感です。 物語の世界には引き込まれるものの そのメロディーと声を聴いていると入り込みすぎることもない。 そこが、音楽であることの意義なのでしょうか。 ぼんやりとそんなことを考えました。
途中、最初から続いていた録音済みMC以外にも ちゃんと普通にしゃべってもいました。 お母さまがイ・ビョンホンにハマっていらっしゃるのだとか。
最後の曲は「ミドリカワ書房渾身のパーティーチューン」 という「チューをしよう」。 確かにさっきまでの曲よりも明るくポップで 手拍子が起こるほどの盛り上がりぶりでした。 驚くほど青白かったミドリカワさんの顔にも薄く赤みが。
終わってまた茂木さんが登場して2人で少しトーク。 茂木さんのミドリカワさんイジリはとても面白かったです。 やりこめられていくミドリカワさんは 着ていた白いワイシャツの裾を出したり 胸元のボタンを開け始めたりと、汗をかいたようです。 ミドリカワさんいわく 「今日はまだすべてのチカラは出し切れませんでした」 らしいですが、私としてはとても楽しかったです。
CDの購入者には特典と、サイン会付きとのことでしたが 私はスタンプカードだけもらってCDは買わずに帰りました。 しかし購入者の列もかなり長かったです。
なぜ買わなかったかと言われれば 今日すでに思っていたより出費をしてしまっていたから と答えるほかありません。
インストアライブはまだあと7回も続くわけですし いずれ買うことになると思います。 ライブに行ったりだとか、縁はあると思っていますので。
さて、今日は勝手にミドリカワさんのコラム風に 文体を変えてみたのですがいかがでしょう。 え?そんなもんよくわかんねえって? そんなアナタは、レッツ・みどしん。
まぁ、今年初めてのライブレポなので大目にみてください。 ありがとうございました。
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