KKプロデュース#4 『レンズ』@サンシャイン劇場
2004年07月07日(水)
ネタバレてますよ。
ラーメンズの小林賢太郎さんプロデュースの舞台。
KKプロデュース#4 『レンズ』
作・演出・出演とすべてをこなす小林さん。
彼が描いている漫画の『鼻兎』は好き。すごく。
で、なんでこの芝居のチケット買ったかって言えば
そんなの大森南朋が初舞台踏むからでしょうがあ!!
…ハイ。
好きなんです大森さん。
七夕に初おーもりさん。
甘い響きだなぁ。
そんなドキドキを抱えつつ、池袋へ。
暑くて空気が重く感じた。
初めてのサンシャイン劇場。
劇場の人はみんな笑顔が爽やかすぎてちょっとびっくり。
大森さん宛にたくさんお花が届いていた。
フジテレビ、ポニキャ、TBSラジオ…業界からも。熱い。
そして忘れちゃいけない水橋研二さん。友達愛。
会場内はかなり広い、雰囲気としては映画館に近い。
ステージには赤い幕がかかっている。
私は前から2列目の隅のほうの席に座る。近いなー。
陽気な諸注意アナウンスを終えて19:10開演。
このお芝居は椎名林檎の『百色眼鏡』を基にしているもので
時代設定は、昭和初期くらいかな?
レトロな感じで。
オープニング映像は、『百色眼鏡』の番場さん。
音楽は林檎さんが手掛けていたりして。
いやねー。おもしろかった!
ラーメンズの芸風のイメージで
ちょっとシュールだったりブラックっぽかったりするのかな?
と思っていたけど、全然違った。
笑いの部分はかなり王道でわかりやすくて。
雰囲気も物語の結末もすごく暖かくて。
かなりホッとしました。
あんまり悲しい話は見たくない気分だったので。
ナマで見る大森さんは、かなりステキさんだった。
刑事の役でかなりカッコイイんだけど
幽霊を怖がるとことかで情けないっぷりを発揮してた。
近かったから細かい表情もよく見えたし。
他の役者さんもみんなうまくて、ハマってた。
特に久ヶ沢さんは、ずるいくらいのキャラクターで
めっちゃ笑ってしまった。ずるいわー、あれ。
小林さんも良かったなぁ。なんか可愛かった。
カーテンコールの時、とても穏やかな笑顔で
ヒラヒラ手を振ったりしてるんだもの。
あんな優しそうな人だったとは知らなかった。
『鼻兎』の単行本ほしいよー。
そうだ!今日は観客には嬉しいハプニングが2つあって。
ヒトツは、大森さんがセリフを噛んだこと。
大きな声で言い切るセリフを思いっきり噛んで
「うわーこのまま続けるのかな〜」と思った瞬間
小林さんが耳に手を当て「なに今の?」みたいな顔して。
そこで客に笑いがおこって、大森さんも笑っちゃって
こらえつつもう一回セリフを言い直していた。
うふふ。
フタツ目は、ほんとにミラクル。
小林さんが帽子を帽子掛けに投げる芝居があって。
その前に大森さんがかっこよく帽子を投げて
全然引っかからないことで笑いを起こす芝居があったんだけど
小林さんもその時、同じように
「帽子を投げるが引っかからない」のをやるつもりが
見事にキチンと帽子が掛かってしまったのです!!
全員ビックリ。場内は思わず拍手。
小林さんも慌てて「違うのに!」という手振り。
大森さんが掛かった帽子をそっと落としたという。
まさにミラクルだったなー。
七夕ならではのおもしろハプンですかね。
大森さん、これからは舞台もいけそうだなぁ。
やっぱり存在感のある人だとおもう。声も良いし。好きだー。
お金があればもう一回見に行きたいけど。
とりあえず、ちょっと『百色眼鏡』を見てみたくなった。
ラーメンズファンの後輩は持ってるかしら。聞いてみよう。
あ。大森さんの爽やかな笑顔なら
こちらの保険会社のサイト
で見られます。(音出ます)
いまCMやってるやつ。あーこんな旦那さんほしい。
今日は良い七夕だった。
*
今日のスペ中、グローバーの授業感動したー。
金子みすゞに関する授業。グロさん良いこと言う!
スネオのアグレッシブさにも驚きましたが。
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あ。今日物販のところにノーナのCDが置いてあって。
なーんでノーナがあるんだろうと不思議に思ってたら
どうやら以前のKKプロデュース公演で音楽をやってたらしい。
意外な繋がりがひそんでいるものだなー。
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