キャシャーンがやらねば。

2004年05月12日(水)
誰がやる!

ってなわけで、「キャシャーン」観てきた。
渋谷にて、サヤカと。

おもしろかった。
なんだか評判は賛否両論らしいんだけど。
私はおもしろかった。
まず、映像にびっくりして。
背景のCGは、ほとんどアニメの中で人間が動いている状態。
なんじゃこれ、すげー。
っていうのが最初の感想で。
ずっとそのままドキドキしっぱなしで最後まで。
息が苦しくなってしまった。


えーと。昨晩うっかり寝ちゃったせいでいま朝です。
続きはまたのちほど。夕方になるか夜になるか。
スミマセン。


じゃあ、続きいきます。

私は原作を見たことがないから、
もともとのキャシャーンがどんなものかわからないけど。
映画キャシャーンは、
キャシャーンも、敵側の新造人間も
どちらもとても悲しい運命や感情を背負っていて
その「どうにもならない感」がヒシヒシと。

セリフ回しは大袈裟な演劇っぽい感じで
アクションシーンはプロモーションビデオっぽい。
画面に目を釘付けにさせつつも
「争い」「憎しみ」っていうテーマを
ストレートにぶつけてくる作品だった。
重いテーマをそのままセリフにすることで
多少、説教臭く感じてしまうのもいなめない。
真正面からガッチリ肩をつかまれて
「もう逃げてるときじゃないんだ」
って言われているような気分だった。
観終わったら疲れるけど、決してイヤな疲労感じゃない。

個人的には紀里谷さんの全力投球を見れて嬉しかった。
あの人の作るPVとかすごい好きだから。
役者さんもかなりハマってて良かった。
キャナメ(要潤)が頑張ってたよ。宮迫さんも。
あとはもう麻生久美子の相変わらずの女神っぷりに敬服。

泣ける映画じゃないかもしれないけど
私はグッときちゃったなぁ。切なくて。
音も画もすごい凝ってるから、もう一回くらい見たい。
DVDとかでじっくり観察したい。
けど、劇場の画面と音響でも観といた方が良いっすよ。
これはマジで。




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カサカサじゃん。





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