泣ける映画。

2004年05月09日(日)
家で寝てた。
カーテンを開けなかったので、一度も外を見ていない。
たぶん雨が降っていたんだろうと思う。

お腹がすいていたのにビデオで「ぐるナイ」のゴチを見てしまい
さらにお腹が、ぐーぐー。
でも伊勢海老とか普段縁のないモノが多かったらから
まだマシだったと思う。
あれがねー、豚のしょうが焼きとかだったら
もうダメだ!もうダメだ!
って発狂寸前だったろうと思うね。
自腹を切ったのが内山理名だったのがちょっとおもしろかった。
最近、本を2冊出したとかで死ぬほどバラエティ出てるし
20万くらいの自腹でも大丈夫なんじゃないですかぁ?

そういや、スネオと内山理名が共演したって言う
アノ映画の話はどうなったんだろう。
公開いつだー?

*

昔からよく思うんだけど。
映画って、なんであんなに「泣ける」重視なんだろう。
テレビCMだと、殊更それが主張されてるのが多い。
「涙が止まりませんでした!」みたいな。
今なにかの作品のCMで
上映中の観客席で号泣してる女性を映してるやつとかあるし。
まぁ、あれがマジなのか仕込みなのかはどっちでも良い。

映画観て、そんなに泣きたい?

本の帯にもあるよね。
「泣きながら一気に読みました」とか。
本読んでそんなに泣きたいか?
作品自体はどんなものなのか知らないし
「泣ける」が宣伝文句の作品をすべて同一視するつもりもない。
私の友達は、あの「泣きながら一気に読みました」のを読んで
全然泣けなかったと言っていた。
泣けるか泣けないかは、受け取り手次第だ。

なにが言いたいかというと
「泣ける」ことが映画や小説を選ぶ上で最も大事な要素なのか
ということ。
そりゃ、感動できるのは大事だと思う。
「感動」=「泣ける」
ってのはあまりにも単純な図式じゃない?
泣くにも、感涙・悲涙はあるんだろうけどー。
感動するって言っても
ものすごい考えさせられたとか、衝撃受けすぎて唖然としたとか
いろいろあるものだと思う。

お前ら泣けたらそれで良いのかよ!
って思う。
いつも「泣ける」が冠の作品は敬遠してしまう。
泣けたら良い作品なのかよ、って思っちゃうから。
そんなことでカチンときてる自分もかなり単純だけど。
もっと「泣ける」じゃない感動表現はないものかしら。




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あ、べつに「世界の中心で愛を叫ぶ」は非難してないですよ。
おもしろそうだなー、と思うし。
あの高校生2人の白シャツとかキュンとくる。
ただ、そんなに泣けたらいいんか!って思ってしまう部分が
宣伝文句のなかに感じられるというだけで。ね。





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