京都再び 其の六。 |
2004年03月26日(金) |
今日は市内を巡ってきた。 どこも観光客で賑わっていた。 あと少しで桜が咲いたら、もっと賑わうのだろう。
北野天満宮で、中学の修学旅行のことを思い出した。 みんなが学業の御守りを買っているのに 私は一人、厄よけ御守りを買ったのだった。 その厄よけ御守りがまだ売っていて、懐かしくなった と同時に昔からひねくれ者だった自分に呆れて笑った。 実家のために玄関に貼るお札というのを買った。
初めてココイチのカレーを食べた。 甘口うまい。また行こう。
今日はまだ風が冷たかった。 東京は、どんな天気だったんだろう。
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後日追記(3.31 18:30)
11時に宿を出た。 一日休みにしたのは良いが、何をして良いかわからず 呆然としていてもしかたないので市内を巡ることに。 京都駅から市バス一日乗車券で、まずは金閣寺。 バスの中は地元民から外国人までさまざま。 金閣寺には初めて行った。 中学の修学旅行では行かなかったんだよなぁ。
到着して早々、私は大変なことに気付かされた。 拝観料。 金閣寺を拝むには400円も払わなくちゃならんのか! 愕然としつつ、しかたなくお金を払って中へ。 すげー金色。おもちゃみたい。 ケータイで適当に写真撮って、ぶらぶらして。
歩いて平野神社まで。 桜の名所のようだけど、まだ桜は咲いてなかった。 一本だけ満開になっている木があって、きれいだった。
そしてまた歩いて北野天満宮。 裏から入ってしまったので、 文子天満宮や地主神社なども見て参拝する。 舞妓さんがいた。 バスガイドの研修にも遭遇した。 新人バスガイドが先輩バスガイドにガイドされていた。 「バスガイドのバスガイドによるバスガイドのためのガイド」 というくだらない言葉が頭の中で生まれる。 ガイドの集団がおもしろかったので、こっそりケータイで撮る。 奈良交通さん、ごめんなさい。
そして銀閣寺。 またも拝観料の魔の手。 私、ここでひと工夫して200円引きで入りました。 金閣寺も観光客いっぱい。哲学の道も。 これもう哲学どころじゃないです! ゆっくりぶらぶら歩いて、ボーっとしたり考えたり。 哲学まで考えたりはしないけど。
お腹がすいたので、宿の近くまで戻ってココイチ。 最近カレー欲が強い。けど辛いものは苦手。 ココイチの店員さん、とてもにこやかで優しかった。 癒された。お腹もいっぱいになった。
歩いて近鉄プラッツまで行った。 新星堂でANATAKIKOUを聴く。だいぶ長いこと聴いてた。 不思議な音楽。 本屋で金子貴俊のエッセイを立読み。 かなり濃い内容で、今の彼からは想像のつかない過去が。 過去にもう一度目を向けて文章にするのはつらかったと言う。 そりゃそうだろう。 乗り越えて、受け止めて、 それでも前に進んでいるからできることだ。 強いなぁ。
がんばろう、と思った。
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