6人だったバンド。

2004年02月20日(金)
まぁ、きのうからの続きというか。
GQ06からEijiroさんが脱退した話。
オフィBBSには、続々とファンのメッセージが寄せられてる。
ライブで仲良くさせてもらってる人がほとんどなので
書いてる言葉を見て、皆もショック受けてるんだなぁ
って思うんだけど
やっぱりまだあの場所に一緒に書き連ねる気分ではない。
バンドメンバー脱退があるといつもそうなんだけど、
たった一言「これからも応援します」とか書くこともできない。
私だって気持ちは皆と同じだけど。
でもそんなの、すぐには書けないよ。

エイジロウさんは、歌い手ではない。
役どころとしてはボーカルとかラップとかやってる人だけど。
私はエイジロウさんが「歌ってる」と
感じたことはあんまりない気がする。
彼はいつも、叫んでいるように見えた。
心の奥底から、叫んでいるように。
ライブの時はいつも一心不乱で。
苦しい時は胸をかきむしって、暴れまわって。
嬉しい時は子供みたいに笑って。

なんていうか、ヘルマンで言うとこのウルフみたいな人。
や、ウルフよりはちゃんと自分のパート確立してるけどね。
詞も書いてたし。
けれど、一心不乱なところや、調子外れのMCが特殊な存在感で。
一番の不安定材料のようでいて、バンドの大事な個性を担う存在。
私から見たエイジロウさんは、そういう人だった。
だから脱退という結果がとても残念なのだ。
GQに出会って、まだ1年ちょっとだけど
最初からずーっと思ってた。
GQは、6人でなくちゃダメだって。
たぶん、ライブレポでも何度も書いてるよ。
これからも6人で進んでいってほしいって。
去年の7月クアトロワンマンの時は、しっかり書いたと記憶してる。
「6人で」という言葉。

ヘルマンも、6人じゃなくなっちゃった。
GQ06も、6人じゃなくなっちゃった。
「形を変えることは悪いことじゃない」
わかってる。
不安があるわけでもない。
ヘルマンも紆余曲折しながらがんばって続けてくれてるし、
GQはしっかりした人たちだから心配いらないだろう。

でも、くやしい。
なんで辞めちゃうんだろう。
やっぱり、くやしい。
ずっと今までみたいに聴かせてほしいのに。
なんでずっと6人の運命共同体でいてくれないの。
…そんなの、人間だからに決まってる。
「一生は無理だな。人の感情は変わるから」
最近NTTフレッツのCMで言ってる言葉。
(ちなみにあの俳優さんは阿佐ヶ谷スパイダースの伊達さんです)
人の感情は変わる。
別れたり出会ったりする。

なんでだろうなぁ。
GQだと、今までより泣きごと言ってしまう。
明日どんな顔してライブに行けばいいんだろう。

*

今日、昼間に友達から電話がかかってきて
新宿にお茶しに行った。
日記で泣き言ばっかり書いてると、心配かけてしまっていけない。
励ましのメールも1通いただいてしまったし。
すみません、ほんと。
文面はダウナーだけど、意外と正気です。
今日も『いいとも』見て笑ったりしてたし。岩尾最高。
相変わらず就活は不調ですけれども。凹まないさ。

だって明日は大好きな、GQ06のライブだもの。




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そういや今日からバインツアー開始だったんですな。
現地に行ってた友達からメール来て気付いたんだけど。
24日のチケットも貰い手が見つかって一安心。




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