COUNTDOWN JAPAN 03-04 DAY1
2003年12月29日(月)
私にとって今年最後のライブ!
COUNTDOWN JAPAN 03-04
@幕張メッセ
開場時間の1時間前から
グッズ売場とクロークが開くというので、その時間に行く。
現地で友人と合流するため
一人でテクテクと幕張まで行ったのさ。
初めてだからメッセの場所なんて知らんけど
人の流れについていったら迷うこともなく到着。
オフィグッズのTシャツ(ピンクのXS)と
スネオヘアーのグッズを2点ほど買って荷物はクロークへ。
定刻開場。早速列に加わり、中へ。
広い!めっちゃ広い!
クロークのとこも広かったけどさ!
とりえあえず一人でひと回りした。
リクライニングチェアの並ぶ休憩室はアホみたいだった。
薄暗くて、ここは何のリラクゼーション施設かと。
まぁ、会場内の詳しいことは
上のリンク先の公式を見ていただければいいかと。
では、レポ参りましょう。
自分の見たとこだけ適当にやりますので。
ご興味のあるとこだけでも、どぞ!
(詳しくは、公式サイトにクイックレポートっていうのが
写真つきで載ってますのでその辺も参考に)
◆
LOST IN TIME
/GALAXY2 13:30〜
最初に、開催の挨拶をロッキンオン社の兵庫氏から。
早口というか、カミカミというか。早足の挨拶。
2度目だったけ。ロストインタイムのライブ観るのは。
真ん中、PAのある近くから観ていたので
真っすぐに音が集まってきて非常に心地良い。
しかし彼らのライブの場合、同時に心に突き刺さる痛み。
「あの頃は良かったなんて…今は言ってしまうけれど
でも明日に向えるように。背中を押すように」
曲前の海北さんの言葉は
少しくすぐったいけれど、とても印象に残る。
「列車」は、相変わらず泣かせてくれるなぁ。
あの声の揺れ。
んでもってドラムとギターが尋常じゃないほど響き渡る。
不思議なバンドだ。
んでもって、良いバンドだーと思った。
良い滑り出し。
◆
MAMALAID RAG
/GALAXY2 14:30〜
この時間、別ステージのアジカンとかぶってて。
まぁ、アジカン見たことないので
そちらを観に行きましょうという気持ちでー
とは言えフェスの、それもJAPANのステージに立つママラグも
観てみたいという気持ちも働いたのでー
ママラグには失礼かと思ったのだけど
最初1曲半だけ聴いて、移動させていただきました。
いや…なんていうかお客さんは少なかった。
とりあえず表情が見えるくらいまで前に行って1曲聴いた。
JAPANのステージで鳴らす「悲しみにさようなら」
良い感じなんじゃないのー?これ。
なんか田中さんも江口さんも衣装が文学青年っぽすぎるけど。
江口さん「小林少年」って感じ。(明智小五郎の)
2曲目入って、後ろ髪ひかれつつその場を離れる。
いやほんと、田中さんものってて良い調子だったんだよなぁ。
というか。
あのドラムのおじさん、誰??
まず間違いなく豊田さんではなかったんだけど。
◆
ASIAN KUNG-FU GENERATION
/EARTH1 14:40〜
(ここ↑ひらくと音出ますのでご注意)
だだだーっと小走りでステージを移動。
EARTH入口付近に来たところで「わあー!」という歓声。
ものすごい人の多さ。
広大な広さを誇るEARTH1のフロアがこんなに埋まるとは。
あちら側との差に唖然としつつ。
ミディアムテンポから幕を開けるアジカンのステージ。
それでも会場は抑えきれない熱をずっと踏み鳴らしている。
熱は一度「遥か彼方」で放たれる。
「フラッシュバック」「未来の破片」という
アルバムのオープニングを飾る2曲によって
それは最高潮まで達していく。すごいな。
この広さ、この人数、あの4人だけで沸かせているなんて。
ラスト「君という花」では私も吹っ切って楽しみました。
来年がますます楽しみな4人です。
◆
斉藤和義
/EARTH1 15:50〜
アジカンが終わり、すっかりガランとしたフロアに座り
彼のステージが始まるのを待っていた。
だんだん人が集まってくる。
今日は会場が広いし、ライブ専用の場所ではないので
なるべく音がちゃんと響いてくる位置で聴こうと思って
真ん中で観ることを心掛けていました。
斉藤さんの時も、かなり良い場所で聴けたー。
私の知ってる曲は「僕の見たビートルズはTVの中」
「歩いて帰ろう」「劇的な瞬間」「歌うたいのバラッド」
とても素晴らしかった!
最後の「歌うたい…」なんか鳥肌たったもの。
中学生の時、「郷愁」というこの人の曲が大好きで。
今日「郷愁」は聴けなかったけど、初めてナマで歌を聴いて
うわーやっぱりすげー、ってバカみたいなんだけど
圧倒されて、目が離せなかった。素晴らしい。
そして、今回新しいバンドを引き連れての演奏で
なんとメンバーは元くるりのモックンと
初恋の嵐
の隅倉さんだった。
かなりびっくりした。個人的にツボすぎます。
隅倉さん、痩せたなー。
◆飲食ゾーン
お腹がすいたので、食事。
茨城から出張している「みなと屋」さんのカニは
ロストを見る前に友人に足を一本だけ貰って食べてた。
この時間には、トルコ料理の「ドネル・ケバブ」
肉が円柱状になっててナイフで削ってスライスにしたやつが
袋状のナンみたいのに野菜と一緒に詰め込まれ。
肉は美味しかったけど、ソースが辛かった。
香辛料が苦手なのでヒーヒー言いながら食べる。食べこぼす。
◆
一青窈
/EARTH1 17:00〜
そのドネルケバブを食べつつ壁越しに最初は聴いてて。
壁越しにまで歌詞を間違え、曲をやり直したのはバレバレ。
食べ終わり、休憩所から中へ入る。
もちろん初めて観る一青窈。
「お江戸ポルカ」に「もらい泣き」
テレビ見てるみたいだー。有線大賞だー。っていう感じ。
ふわふわと踊る手つきと足どり。
他の「裸足の歌姫」たちとは多少、趣が違う。
全身全霊で歌を歌うというよりは、もっと軽く。
空気の中を煙のように、ゆるりひゅるりと舞う彼女の歌。
ロックフェスの中で、こういう空気が味わえるのも一興。
きれいな人だった。
けど、結構普通の人だなーとも思った。ええいああ。
◆
GRAPEVINE
/EARTH1 18:10〜
はい!今年最後のバインです。
今年は結構バインもたくさん見たな〜。うん。
いつものSEにのって5人登場!
今日はタナカ西川だけがワイシャツ。あとはTシャツ。
えー金戸さんTシャツかよー。ボタン3つ開けは??
「太陽」から始まり、早くも客を無視した選曲。
カップリング、せめてB面集のだけにしとこうよ!
そんなファンの心のアドバイスは完全無視。
「俺ら今日これで仕事納めや〜!
カウントダウンフェス!日本語にすると忘年会!」
と、なにやらゴキゲンで我が道を突き進むバイン。
しかし今日の「ぼくらなら」は良かった。
「鳩」「ミスフライハイ」とテンションも上げめに。
高野さんのキーボードの上には
ニット帽をかぶったパンダが。
今ゲーセンに腐るほどいる、菜々子のパンダだ!
パクパクさせたりして、可愛い。おちゃめ!
曲はどれもちっともおちゃめじゃないのに!
「Good bye my world」が良かった。
アウトロのキレっぷりも最高だったー。あー。
今日は気分的には「リキッドのデザート」って感じでした。
忘年会だし。満足した後のちょっとしたお楽しみ。
相変わらずイベントでも我が道まっしぐら路線で。
今年もお疲れさまでした。
正月はゆっくり休んでください。特に金戸さん。
#セットリスト#太陽/ぼくらなら/会いにいく/鳩
Sabbath/Suffer the child/ミスフライハイ
シスター/Good bye my world
◆
奥田民生
/EARTH1 19:20〜
30分間くらいだけ観た。
今日はバンドでの演奏だった。バンドで観たの初めて。
私の目の前に、HYのTシャツ着た女の子3人組が来て
「なんだ、もうスタンバイしに来たのかな」と思いきや
その子たち、どうやら民生さんのことも大好きみたいで。
「イージューライダー」のイントロが鳴った瞬間、
手を取り合って「やだー!どうしよう!!」と
激しく感動してものすごく楽しそうだった。
思わず笑ってしまった。
18〜20歳くらいの子だったと思うんだけど、
HY目当てなのに民生さんのこともこんなに好きなんて。
民生さんの音楽って幅広いなー、と感動。
フェスの守護神はキャパが違いますか。
すげえや。
◆
スネオヘアー
/GALAXY2 20:30〜
(ここ↑も開くと音鳴ります。注意)
やっとここまできました!トリはスネオヘアー!
今年もいよいよこれで終わり!スネオで終わり!
はやる気持ちを抑えつつ、10-FEETの終わりを見届けて
モッシュゾーン後方でスネオの開演を待ちます。
あっという間にお客さんでいっぱいになるものの
なんとか友人とも合流できて。
位置はまたも真ん中。こだわるよ!今日は。シメだし。
んで、バンドメンバーが現れて
いよいよスネオ登場!押し寄せる客の波!
…ってところで、なんとワタクシ大学の同級生と遭遇。
同じ専攻で結構仲も良い子で。
急に声かけられてめちゃくちゃビックリした。
スネオでテンションあがってるし。なにがなにやら!
と、焦りつつ。
ステージに目を向けると、スーツにメガネ姿のスネオが。
ええーー!!
アナタそれは※◎▽☆○□×#¥!!!
あまりのことに言葉にならない。
だって…メガネだなんて…スーツだなんて…なんで。
「てっぺん」から始まって。
「ウグイス」「ピント」この2曲には今年お世話になったよ。
今日は歌いながら何度も
「まくはりー!!じゃぱぁーん!!」
と、客をあおるあおる。
「今年の仕事納めなので、一張羅のコナカスーツを着てきた」
と挨拶。GALAXY2の発音も流暢に。
「スピード」は、この前のワンマンに聴いたのと違った。
最初はリズムもたどたどしくて、後々持ち直したんだけど。
たぶんアレンジが違うものだったんだろうと思う。
「ロックなめんなよ!…ロックって何だよ!」
いつもより口数が多い。
中野のコナカで買ったというスーツを着て
幕張メッセで大学受験をして落ちたという話をして
いつも話し相手がいないからここでくらい話させろと言い
チューニングを忘れるくらい喋ってた。
なにか、今年中にやり残すことがないように!
っていう感じだったんだろうか。
最後「冬の翼」また真っすぐに響いてくる音。
ああ、これこれ。これが好きなんだ。
今年はこの音に出会ったんだなーってしみじみして。
苦しそうに、座り込むくらいギターを引き倒すスネオ。
シュンちゃんもキーボードの上に乗り上げるくらい
バンドメンバーもひとつになって曲の最後を盛り上げる。
すごくかっこよかった。
会場は熱の冷めないままアンコールを呼ぶ。
どこからともなくスネオコールがあがったりもする。
再登場。
ネクタイを頭に巻きつけて、酔っ払いコント状態。
「普段はアンコールなんてやんないんだけどさ、
じゃあ今日は…あと8曲だけ」
とかなんとか言ってみせるスネオ。
今年最後の1曲。
心の中で「アイボリー」やってくれないかな…
と考えてたら、まさにそのイントロが鳴り始めて!
思わず奇声。
何十本も通ってきた、今年のライブの締めくくり。
ひとかけらの悔いも残さないように
最後の1曲を全力で楽しむことができた。
あー!スネオ最高!!
友だちもスネオを気に入ってくれたみたいだし
こりゃもう言うことなし!
最高の締めくくりでした。
#セットリスト#てっぺん/ウグイス/ピント
訳も知らないで/スピード/セイコウトウテイ
2/冬の翼/(アンコール)アイボリー
カウントダウン神社でおみくじを引き(中吉)
クロークから荷物を引き取り、家路へ。
疲れた。けどかなり充実してたし楽しかった!
会場も快適だったし、冬フェスもありだなーと。
31日も行きたい気持ちになっちゃったけど、
私は今年はテレビでまったり過ごしますので。
もう今日だけでも、満足したし。
ロッキンオンには参るよ、まったく。
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明日は、実家に帰っちゃいます。
しばらくさよなら東京。
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