GRAPEVINE@新宿LIQUID ROOM

2003年12月25日(木)
GRAPEVINEアルバムリリース記念ツアー
という名目の東名阪クラブサーキット。
クリスマスの歌舞伎町でございます。
まぁ、クリスマスらしい飾り付けはあるものの
基本的に居酒屋やカラオケの客引きばっかりでねー
歌舞伎町はいつも通りでした。

今日のチケットは譲っていただいたものです。
本当にありがたかったです!ありがとうございました!!

リキッドに入ったら、もうロッカーがいっぱいだった。
しかたなくロッカーの上に荷物を置く。
(終演後、それに手が届かなくなって
近くにいた女の子に取ってもらうことになるとは…)
グッズ、新しいTシャツとパーカーがあったけど
イマイチそそられなかったので買わず。

フロアに行くとかなり人がいっぱい。
向かって左側のすみっこで待機。
女の人が多かったかな〜今日は。

開演時間の19:30を10分ほど過ぎて、客電が落ちる。
わー!っという声とともに人が前に押し寄せる。
その隙間を狙って、ちょっと中央へ行ってみた。
金戸さんが正面に見えるぐらいの位置です。
お気に入りの位置とも言う。

1曲目は「Time is on your back」!!
おぉう。これまたレアな。
…と、ここで私は気が付きました。
そうか!B面集の『OUT CAST』が出てたんだっけ!
と。さっき物販のグッズにも『OUT CAST』って書いてあった。
自分が買ってないもんだから、すっかり忘れてたー。
アルバム発売って、『OUT CAST』のことだったのね?
遅まきながら気付いたところで
ニアラズ100ccとB面さんたちが続きます。
どっちも好きな曲なので、テンション上がる。
どんどん来いよ!B面!
(セットリストは下に書いてあります)

3曲終わったところでタナカ挨拶。
「メリー!…おっとっと」
クリスマス、とは言いたくないらしい。
そんなことよりタナカさんの髪型が気になりました。
ストパーがおちたのか、もっさもっさしてたよ。
なんていうか、フランス人みたい。
今日は前列3人がシャツ、後列2人がTシャツ。
金戸さんは相変わらずボタン3つ開けです!

シングル曲が続いて。
でも結構サラっと流れてしまった感もあり。
「ぼくらなら」なんかもうちょっとじっくり聴きたかった。
すごく速くなっていた気がしたので。
MCをはさんで、その後にやった2曲のほうがズシっときた。

MCで何を喋ってたかーと言うと。
「B面集の『OUT CAST』を出して
自分もすごく気に入ってるんだけど、名古屋大阪とやってきて
どうも皆アルバムを聴いてないんじゃないか!と。
なんやお前らちゃんと聴いとかんと
今後俺らのライブきついぞ!買ってない奴は買って帰れ!
ってMCで言うたら、めっちゃ売れたんやって。
それやっぱり皆聴いてへんかったってことやんなぁ?!」
とかなんとか。
珍しく宣伝しまくりでしたよ。
なんかゴキゲンだったのかな。
お客さんの声にもよく応えてたし。
んで、『イデアの水槽』の宣伝もして
「まだ今日はあんまり新しいのからやってないんで
そろそろ新しいやつやります。
クリスマスっぽい、ゴシックなやつ」

と言ってやったのは「Sabbath」
…ふたつの意味で間違えている。
Sabbathはイデアには入ってないし
クリスマスにはむしろ歌ってはいけない感じなんじゃ?!
まぁ…いいや。
そっからは怒涛の勢いで。
タナカがシャウト!する曲が続いた。
会場の熱も上がりまして。
西川アニキのギターソロもすごいし。
ぶち切れる。息もあがるし。

そんなゼーハー言ってる間に流れてきたイントロ。
「望みの彼方」???
びっくりした。何でここでこの曲。
息を整えながらボーっとしてしまった。
やっぱりこの曲は、個人的な思い入れがありすぎて。
そのまま「Good bye my world」へ。
歌い方が、とても丁寧な印象を受けた。
ぐーっと引き込まれる感じがした。
最後、アウトロ部分はバイン得意の濁流に持ち込む勢いで。
タナカさんは「Good bye」と何度もシャウトしてた。

アンコール。
これもまた『OUT CAST』からの選出。
「何を話せば」は、初めて聴いたけど
どことなく昭和っぽいなーと思った。シンプルですな。
「STUDY」久しぶりに聴いたかな。
濃いような緩いような終わり方。

今日のライブ、私はとても楽しめた。
終わった後に、「はー。楽しかった」って思えたことが
とても久しぶりのことのような気がしたのです。
バインも、いろいろと変動がずっとあって。
その度に、感傷的になったり深読みしすぎたり。
観る側の私も肩に力が入りすぎていたのかもしれない。
けど、今日は期待しすぎないフラットな気持ちで観られた。
リーダーも今は自分の好きなことをめいっぱいやってるし
バインも「5人で作ったアルバムです」と言える作品を出して。

良い意味で、やっと区切りがついたんだと思う。
どこかのインタビューでメンバーが
「新しいバンドで出す1stアルバムみたいな気持ち」
って言っていたけど、本当にそういう気なんだと思う。
今までのことに境界線を引いたのではなくて、ね。
B面集も、整理つけるっていうよりは
「これからは気兼ねなくライブでもB面やるぞ!」
っていう意味合いのような気がするし。
うん。
また、楽しみになってしまいました。
…や。あんまりまた期待するのはよくないんだけど。

今日はメンバーがよく見えたのもあって
タナカさんの表情が印象的だった。
すーごく楽しそうにニコニコしたり
絶叫したりギター弾きたおしたり。
いつからあんなに表情豊かな人になったんでしょうねぇ。




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疲れ?
今日はホールのケーキ買った!うまいうまい。
>>>追記
リーダーの日記が更新されてた。
おじいちゃん、おもしろすぎ!!
昼寝っていうあたりがおじいちゃんらしい。
「望みの彼方」やっぱり好きなんだねぇ。
ワンフ、ロンリーナイト、環八をぶっとばすぜ!
という言葉はマコトリーダー語録に入れておきましょう。


<セットリスト>
1.Time is on your back
2.R&Rニアラズ
3.100cc
―MC―
4.太陽
5.ぼくらなら
6.会いにいく
―MC―
7.アナザーワールド
8.Our Song
―MC―
9.Sabbath
10.Suffer the child
11.ミスフライハイ
12.シスター
13.鳩
14.望みの彼方
15.Good bye my world

E1.何を話せば
E2.きみが嫌い
E3.STUDY




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