a watercolor TOUR FINAL@AX

2003年12月01日(月)
今回のライブ参戦は、一週間前に決めた。
スペ中ライブではちょいと物足りなくって
ファンサイトさん覗いたらチケット譲り書き込みが結構あって…
それにあやからせていただきました。
しかも値引き価格で。恐縮っす。

初めてのスネオヘアーワンマン体験。
雨の渋谷です。
公園通りの木々のイルミネーションも濡れ模様です。
AXは外にしかロッカーがないことが最大の欠点だと思う。
なにを張り切ったのか半袖Tシャツだったので寒すぎた。

寒さを和らげるためにツアーグッズのタオル購入。
Tシャツも良いデザインだったから迷ったけど。
番号早めだったので、前からふたつめの柵あたり待機。
好きな位置です。そしてシュンちゃんのキーボードの真正面。ふ。
あっという間に人でいっぱいになっていくフロア。
中で待ち合わせを試みたのですが、難をきわめました。
無事に合流できたので良かったけども。
客層は、思ってたよりも年齢層高めで男性もチラリホラリ。
もっとキャピってるかと思ったので安心したさ。

開演は、20分くらい遅れたかな。
最初、ステージの背景にアニメーションが映し出されて〜
スネオヘアー、およびスネオバンド登場!
みんなでツアーTシャツ着ていて、統一感がある。
シュンちゃん、大きいボンボン付いたニット帽が可愛い!
お客さんは一気に前へ押し寄せる!その波に少し乗ってみる。

セットリストは、文末に。
アルバム『a watercolor』の曲順通りに4曲ほど進む。
うう!耳慣れた順番でテンションも上がるよう!
初めてスネオを生で観た時に一番良いと思った「ウグイス」。
やっぱり良いなぁ。
「みんな、車は好きかい?」と言って「DRIVE」をやったんだけど
歌詞間違えてた。照れ笑いしてたよ!スネオ!…可愛い。

その後くらいからたぶん『東京ビバーク』の収録曲をやったんだね。
買ってないのでその時はわかんなかったんだけど。
(下記のセットリストは他所様からの拾い物です。失敬)
「長い橋」は、なんか泡みたいな映像が後ろに流れていた。キレイ。

今回も、スネオ流MC炸裂。
エセイングリッシュは、シングルをスィンゴゥって言っただけだった。
お客さんの声援に対して、完全無視したり、
でも黙ってると「何か言えよ」って言ったり。
会場がAXということで
「やー。ネスカフェの工場があるのかと思ってたら
中ではおもしろいパーティーやってるって言うから
オレも仲間に入れてくれよ、マスター!」
これに男性のお客さんが「オッケー!」と応えたのは秀逸でした。
(AXはネスカフェが入ってるから、でっかい看板とか付いてるんス)
そして、悪ふざけスネオさんは
「どうも。押尾学です。LIVってバンド組みました」
…と。いやいやいや。しかもその後に
「ロックなめんなよ!…や、なめても良いよ。
何でも良いよ、めんどくせぇ」
って。あちゃー。いや、笑ったけどさぁ…!
最近は、曲作りもしているらしく
「なんか曲作りとライブで頭がグチャグチャでおかしくて訳わからん」
と。歌詞忘れも、そのせい?

「ライブでは初めて演る曲。…やっても良いかい?」
と前MCをして、「ウグイス」のカップリングウィズ、「まわる世界」。
なんかこれ、すごく良かった。なんでか良かった。
「セイコウトウテイ」から、またアルバム順に戻る。
「スピード」で長めにアウトロをやって、ここが、もう!
バンド全体で、ぐぅあ〜てなってて。
スネオ、途中で一瞬歌うのを投げ出してギター弾いてたり。
スネオヘアーはソロアーティストだけど、バンドマジック感じた。
なんか、男の子のバンド!って感じがするのです。
ツアーまわってきた、その結束あってこそなのかな。

ん、で。アンコール。なんだか本編あっという間だった気がしてた。
鶯嬢Tシャツを着て、スネオ再登場。
「アンコールなんて、別に聴きたくなかったら呼ばなくて良いんだぜ」
なんて良いながらかなり嬉しそうな顔してた。
「アイボリー」うわぁ!好き!
「次の曲で、最後です」と言って
セルフカバーの「コミュニケーション」をやったんだけど。
あら、まだ音が…?
そしたら続けて「冬の翼」…うわぁぁ!スネオの嘘つき。でも嬉しい。
上から真っすぐのライトが何本か降り注いで
スネオにだけオレンジ色の照明が当たっていて
それがとてつもなくシンプルで、身体にゾクっとした。

今日のライブ、半分くらいまでは
「あれ?スネオのライブってこんなだったっけ?」
って思う瞬間があったりした。
ちょっと、大人しいんじゃないかって。
それと、何度か照明が気になってしまって。
あまりにもシンプルなのです。経費削減かと疑うくらいに。
ムービングのライトを使わない、真っすぐでシンプルで。
最後までライブを観てよくわかった。
スネオヘアーって、めちゃくちゃ真っすぐな人なんじゃないかって。
MCでは、暇そうな連中集まりやがって、
とかひねくれたことばっかり言ってるんだけど
曲になるとものすごく真っすぐで、
気持ちにひゅるって潜りこんでくるような言葉ばっかり。
真剣な顔して、時にはすごく苦しそうな顔して。

ああそうだ。今、書きながら思い出した。
「ウグイス」のカップリングって言ってた曲。
初めて聴いたから、ほんとよく憶えてないんだけど
 繰り返すように聴こえるメロディーを 
 いつまでもなくさないようにここで歌ってる
っていうような歌詞があったはずなんだ。
ごめんなさい、まじでうろ覚えですよ。
スネオも、こんな「ここで歌ってる」なんていうこと言うんだなぁ
ってその時思ったんだよ、私は確か。

だから、その、照明が真っすぐシンプルだったのも
スネオヘアーという人をよく表していたんだな、と。
大人しいって感じたのも、
今までイベントで観てきたのとはちょっと違った
ワンマンでのありのままの姿を見れたからなのかな、と。
そんなことを「冬の翼」を聴きながら、思って。感動して。
スネオ男前だな〜って思った。
たぶん会場がそんな空気に包まれて、拍手の中スネオ退場。
するとまたアニメーションが。山の絵。
今までのツアーでまわってきた地名とかが
映画のエンドロールみたいに!
そして最後は
THANK YOU AND SEE YOU AGAIN !!
だってさー!憎いな、演出が憎いなスネオ!

てな具合で、雨は寒かったけど帰りにうどんも食べて
ほくほくな渋谷の夜でした。あー、楽しかった。
CD欲しい。もっとスネワールドを知りたくなったのだよ。




↑押すと変わる投票ボタン

わいるど?


<セットリスト>
1.のびたテープ
2.ピント
3.ウグイス
4.DRIVE
5.長い橋
6.不安定なイス
7.2(two)
8.まわる世界
9.パイロットランプ
10.セイコウトウテイ
11.アオイソラ
12.スピード

E1.アイボリー
E2.コミュニケーション
E3.冬の翼




前の日 もくじ 次の日 pd / mail / MY+ / A+

Design : maybe / Illustration : ふわふわ。り