HOT STUFF 25th “Flashpoint”
2003年09月04日(木)
(今日のレポ、なんだかすごく長いです。すみません)
HOT STUFF 25th Anniversary “Flashpoint”
名の通りイベンター
ホットスタッフ
の25周年記念祭です。
場所は、渋谷公会堂。
出演者は↓(出演順)
THE BACK HORN
GRAPEVINE
くるり
バインとくるりってのがもうたまりませんよ。
私の中ではバインくるりトライセラは「同期」って感じです。
あんまり言ってないけど、バインを知るより先に
くるりを気に入っていたりした時期もほんの少しあったり。
てな感じでこの顔合わせは嬉しい。
しかも今日は、めっちゃめちゃ良い席でした。
渋公なのに。ホールなのに。椅子なのに。
私のチカラではなくホットスタッフ会員の友人のチカラです。
良席のおかげで始まる前から無駄にドキドキ緊張してて。
けれども定刻どおりに開演してしまったわけで。
一番手は
THE BACK HORN
。
まず最初に思ったのは、なんかギターの人が怖い。と。
遠くのどこかわからないところを見つめていたりとか
動き回ってケーブルをマイクスタンドに絡ませたりとか。
それを「やれやれ」って感じで半笑いでさばくスタッフさん。
ボーカルの人の熱唱ぶりを上回るギターの狂気っぷり。
ドラムの人だけは平和的表情で安心した。
なんでゴーイングのTシャツを着ていたんだろうか。
曲は、知ってたのは「未来」と「生命線」だけかなぁ。
これもさっきサイトで試聴して曲名わかったんだけど。
最後にやったのが「未来」で、ぞぞぞっときた。
真っすぐな、人たちなんだと少し思った。
次はどっちかなーと思っていたところ
マイクの立ち位置、キーボードの搬入…
そう、次は
GRAPEVINE
だった。
椅子のある場所でバイン見るのなんて初めて。
なのにすごく近いし。どうしよう。久々の西川さん側。
衣装チェックとかしますかー。一応。
タナカ→目が×になってる魚の絵の白Tシャツ。ジーパン。
西川さん→濃い茶のTシャツ。濃いグレーのパンツ。
金戸さん→濃いグレーのTシャツ。黒のピチピチのパンツ。
亀ちゃん→濃い緑のTシャツ。
高野さん→黒Tシャツ。メガネ。ヒゲ。
ヒゲは衣装じゃないが。
まず一番最初ね!
ワン ツー スリー フォー!!!
って亀ちゃんが大声でカウント取って始めたの!!!
それもちょっとした、がなり声で。
亀ががなった〜〜〜!!!!
と笑ってしまって…西川さんの軽やかなイントロにも集中できず。
「…YELLOW」だったのにさー。亀めー。
しかし、そこからは意外にもハイテンションモードで。
私はどうにもホールの空間にまだ不慣れで
いつものようなテンションまで上がりきることができなかった。
そしてMC。
「どうもこんばんわー。グレイプバインです。
ワタクシ事ですが…昨日新曲が出まして。それをやります」
と言って「会いにいく」を。
今までの曲と、そんなに驚くほどの変化はないけど
やっぱり好きなんだよね、バインのこういうの。
だんだん、曲自体が柔らかくなってってる気がする。
弾きながら時々、メンバーの方を見遣るタナカさんの笑顔なんて
まるで仏のようですよ。菩薩だね、タナカ。
穏やかな温度を保ったまま、シングルコーナー突入。
青と赤の光に埋もれながら2曲終えると
今度はシメのハイテンションタイム!
「Scare」で、スコーンと自分の何かが抜けたね。
ライブハウス並の感触が身体にみなぎってまいりました。
最後の「マダカレ」でさー。
タナカさんがね、間奏のとこでニヤニヤして
お客さんのほう見ながら舌をペロってやったの!!
ほんの一瞬だったし本人無意識かもしれんけど
ソフトクリーム盗み食いするかのように、ペロって!!!
タナカが何か舐めたーーッ!!!
とか思って一人動揺しまくってしまった。
だってあまりにも変態っぽくて。。私のが変態だな。
近いのもいろいろ見えてビビります。
西川さんが時折ニヤって笑うのとかね。怖いよ。
ニヤリ。って今なにに対してのニヤリーッ?!!だから。
あーあ。最後の金戸さんのソロ、死ぬ程かっこよかった。
#set list# (All the young)Yellow/BLUEBACK
Let Me In/会いにいく/光について/スロウ
Scare/HEAD/マダカレークッテナイデショー
最後は
くるり
。
セットリストは福岡とほぼ同じだったなー。
2曲終わったところでMC。
「ロックの時間の始まりです。
渋谷公会堂っていいとこですよ。ステージの床が木でね。
バックホーンの人らが裸足でやってたんで
僕も今から裸足でやらせてもらいます」と岸田氏。
そう、ここステージが板張りでね。
舞台っぽいなぁ、ってずっと思ってたのさ。
サンダルを脱いで裸足で床を踏みしめながら演奏。
「HOW TO GO」 良いなーこれ。
ドラムのクリストファーさんはアグレッシブだ。
クリスさんとアイコンタクトをしっかり取っている
佐藤くんの笑顔ったら。クリスが羨ましい。
東京で聴く「東京」は、やっぱりしっくりくるものだね。
鳴り止まない拍手の中、軽く飛び上がりながら
岸田氏が軽快に舞台に戻ってきた。可愛いなぁ、おい。
「東京には、市ヶ谷、四谷、阿佐ヶ谷…などと
タニの付く地名が多いですが。
タニの中でも最もディープな、モーストディーペストなタニ
渋谷に、虹をかけましょう」
と、何とも憎い曲紹介をして、「虹」を。
なんかもう手に汗握っちゃってた。ああ、虹だ。
この曲は、最初に言った
「バインよりも先にくるりを気にしてた時期」の曲で
特別な想いがあるのです。
真っすぐに“気をつけ”して歌う岸田氏が印象的。
#set list# 新曲/ワンダーフォーゲル/HOW TO GO
新曲?/東京/GO BACK TO CHINA
トレインロックフェスティバル//虹
さて、こんなに長文だらだら書いてしまうくらい
今日はとってもいつもより頭が胸がいっぱいで。
ボーっとして、友人にチケット代を渡し忘れたまま
帰ってきてしまったくらい。ごめんなさい、うっかりしてて。
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終演は21時半すこし前くらいで、結構早かった。
もっと観たかったぜー。
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ふわふわ。り