HIGHER GROUND 2003

2003年08月30日(土)
福岡に、このために来たのだ。
場所は海の中道海浜公園。
朝からあやしすぎる空模様だった。
嫌な予感はあたり、入場する時から雨粒が落ちてきた。
またたくまに土砂降りに。
降ったりやんだり、雨に降られ続けたけど
ライブはめっちゃ楽しかった!福岡まで来て良かった。
あんなメンツなかなかないもの!
レミオロメンからハイロウズまで全部楽しめた。
雨はさんざんで、あわや途中中止かという事態のなか
最後まで最高のものを届けようとしてくれた出演者に感謝。
会場も妙に一体感あったし。
豪雨上等!福岡最高!

でも靴どろどろ…



>>>>>追記

えーと、じゃあレポいきます。たぶん長くなる。

会場は広い芝生の公園て感じのとこで、
ステージに向かって下りの傾斜になっているため
後ろでもステージがよく見えて、いい感じだった。

上にも書いた通り、開演少し前から雨が降った。
ステージの上はスタッフが慌しく動き回り
ビニールのテント屋根を立てたり機材にもシートをかけて。
オープニングアクトも予定時間より遅れて始まる。
レミオロメン登場。
「雨が降り出していますが、これがあがるように」
と言って「雨あがり」を。
ステージ両側に大型ビジョンに映し出された
ボーカル藤巻さんの歌う表情がなんとも力強くて真剣で。
カッパの上から身体を打ちつける雨粒が
うっとうしかったはずなのに、いつの間にか引き込まれた。
私は福岡まで、雨に打たれに来たわけじゃない!
音楽を聴きに来たんだ!!!と強く強く思った。
「電話」も、すっごく良かった。じーんときたねぇ。
#set list・雨あがり/フェスタ/電話

お次もオープニングアクト。2組目はTHE イナズマ戦隊
名前は雑誌とかレコード屋とかで見たことあったけど。
雨の中颯爽と登場したボーカルさんに笑った。
なんかこう、白シャツ襟立ての感じがエレカシを彷彿とさせ。
マイクを握りしめ右往左往する姿が、めっちゃおもしろい。
「雨なのにみんな楽しそうな顔しやがってな〜。
後ろのほう!おまえらも盛上がってるか?
一人ずつこっち降りて来い!オレが抱きしめてやるから!」
これ2回くらい言ってたよ。ステキだったわー。雨上がったし。
最後にやった「応援歌」って曲
(本人曰く「最近イイ感じに売れてきている」)が
やっぱり一番アツかったね。これできっともっと売れるよ。
憧れのウルフルズをこえる日はいつの日か。また観たい。

そして雲の切れ間の下、本編が開始。盛上がる2万人の客!
登場したのはウルフルズです!揃いの赤Tシャツ。
ウルフルズ初めて観たからテンション上がった!
ジョンBいるしさー。なんで長袖だったんだジョンB。
「サンサン…」がナマで聴けてめっちゃ嬉しかった!
あーもう。雲ばっかだったけどさ、気持ちよかった。
2万人のAAPも感動的だったなぁ。インテリジェンスは低〜く。
最後「もう一度トータスに会いたいかー!」とかやってる間に
また雨が降り出してしまってたけど。あー楽しかった。
#set list・ハッスル/ガッツだぜ/さんさんさん95
バンザイ/愛撫ガッチュー/A・A・Pのテーマ/いい女

雨なお激しく振り出す中、中村一義(100式)
「みんな大丈夫?」とお客さんを気遣いつつ笑顔で始める。
1曲目「キャノンボール」でテンション急上昇。
なんせ前夜に『100s』 で大感動してましたからね。
腕を振り上げるたび水しぶき。跳ねれば足元は水が溜まり。
池ちゃんも「皆雨降ってると思ってるでしょ?気のせい!」
と場を盛り上げる。仲よさげだなー。100式。
ドラムの人のソロがめっちゃカッコよかった!!
かなり満足。中村さんもイイ顔してたよ。そして雨もあがった。
#set list・キャノンボール/1.2.3/ショートホープ
セブンスター/君ノ声/ロックンロール/新世界

次はくるり。一年ぶり。
また雨が降り出した。
最初の曲はわかんなかった。新曲かしら。
濃いめの空気が流れ始めて…ああ、くるりだー。
立ち位置が変わってたのはビックリしたけど。
あとドラムのクリストファーさんがパワフリー。
「雨ですが、はりきってやります」とか岸田氏が言ってた。
新曲「HOW TO GO」も、打ち込み系じゃなく。懐かしげ。
いろいろ変わりながらたくましくなっていくものなのね。
相変わらずな佐藤君の一生懸命なコーラスが大好き。
そしてメガネもね。また雨があがっていった。
クリストファーに担がれて退場する岸田氏。軽いのか。
#set list・ワンダーフォーゲル/HOW TO GO
GO BACK TO CHINA/東京/すけべな女の子/他2曲

セットチェンジ中にまた雨。今度は弱め。日も暮れ始める。
BUMP OF CHICKEN大歓声の中、登場。
個人的に用があってブロックから外れたとこで遠く見てた。
MCはほとんどなくて曲をたて続けに。
降る雨は今度は止む気配もなく、雷も光りだす。
藤くんは何度も「こんな天気の中でたくさんの人が
聴いてくれて嬉しい。俺たちは幸せ者です」と言ってた。
こういう発言をステージで出来るのがすごいよ。
スノースマイル良かったなぁ。
#set list・sailing day/バトルクライ/ノーヒットノーラン
ダイヤモンド/天体観測/スノースマイル/
ダンデライオン/ガラスのブルース

さて、またブロック内に戻るとさらに雷が頻繁に光った。
なかなか準備の整わないステージに主催者さんが出てきた。
「いま天気は雷も近付いてきて危ない状況です。
いまこのまま続けますが最悪の事態、途中休止
途中中止も考えられると言うことをお知らせします」と。
うえー。そりゃ困る。早くスピッツやろう!やろうよ!
という気持ちが会場2万人に起こったのか。
自然とアンコールのような拍手が起こり始める。
しばらく祈るような気持ちで手を叩き続けたそのあと。

ようやっとスピッツ登場!待ってたよー!
「♪福岡の日の出すごいきれいだな〜」と始まる。
MCでマサムネさんが「すごい雨の中でね俺たちはこの
屋根に守られてるわけで、なんだか申し訳ない気持ちです」
と言ってテント屋根の外に頭を出して濡れてみるマサムネさん。
「ほんの少し、みんなの気分に近づけたでしょうか」って。
どこまでも可愛らしいな。むむ。
てっちゃんとタムラさんが崎ちゃんの方へ寄ってきて
マサムネさんの真後ろに3人が集まって弾いてる姿が
すごく印象的だった。4人集まってスピッツです!みたいな。
天然のストロボが何度か会場を照らす。
田村さん雨でも変わらず暴れ好調。でも楽器投げ捨てちゃダメ。
#set list・けもの道/涙がキラリ/ローテクロマンティカ
ハネモノ/ロビンソン/トンガリ95/8823/夜を駆ける

このままどうなってしまうんだろう、と思いつつ。
雨も雷もやまない。ステージではテント屋根が撤去され。
それでもセットチェンジは続き、ファンはコールし始める。
帰ってしまう人も結構いたみたいだけど…
そして↑THE HIGH-LOWS↓登場!おおー!
ざばざばとしぶきをあげながら踊り歌うヒロトさん。
「雨だなー!サイコーだなー!」って。オトコマエだ…
全員雨ざらしで暴れて。かっこよかった!楽しかったー。
ロックンロールを見たね。
ヒロトさん途中でお尻出したりそのまま前向いたりしてたけど。
「雷落ちるなら、俺の避雷針に落ちろー!」って。。
音もやっぱり強くて。ミサイルマン良かった。
アンコールで1曲だけやった。ふうー。
#set list・ママミルク/青春/夏なんだな/いかすぜOK
不死身のエレキマン/ミサイルマン/真夜中レーザーガン

最後に花火がたくさん打ちあがり派手に終了。
ドロドロの道にハマリながらも規制退場。駅までも遠く。
体力的には過酷だったけど、会場はヒトツになったね。
雨にはいろいろと行動も制限されたけど
雨だからこそ感じられた良い部分もあったね。
最初、レミで思ったように
「今日は音楽を聴きに来たんだ!楽しみに来たんだ!」
と。めいっぱい楽しむことに集中できたし。
こーんな豪華でツボはまりまくりのメンツのイベントなんて
そうそうあるもんじゃないからね。
福岡まで来た甲斐があったよ。
…と、まあこんな経緯で 豪雨上等!福岡最高! なのです。




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とか言っちゃうね。今日ばっかりは。

そしてそして。お会いしてくれたNさん、
残念ながらお会いできなかったMさん
ありがとうございましたー。博多が好きですよ、私は。
帰り、ホテル近くのラーメン屋に寄っていった。癒されたー。




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