BREAK ROCK TOUR 2003@LIQUID ROOM

2003年04月24日(木)
スクービードゥーのツアーファイナル。
長い階段を上り、久しぶりの新宿リキッドルーム。
前に来たのは去年の夏。内装が変わってた。
ロビーもキレイになってたし、フロアも開放感アップ。
こんなに広かったかしら?と思いつつジョー君側で待機。
いつもマツキさん(ギター)ばっかり見過ぎなので
今日はジョー(ベース)を見てみようという試み。

最初はガラガラだった会場も、開演前には人で埋まる。
19:40分、開演。
メンバーが登場しただけで、ものすごい歓声。
「路上のハードボイルド」から幕を開ける。
これぞワンマンだ!最初から飛ばす勢い!
私も最初っからテンションが上がりきってて、
ジョーの前にいたはずがいつの間にかコヤマ前。
フロアのちょうどド真ん中にいたように思う。
音が両側からキッチリ均等に響いてきて、ああもう!

「俺たち全国でいろんなやつらをブレイクさせて
粉にしてきたぜ!お前らも粉になりたいんだろ?!」
今日のスター・コヤマはかなりご機嫌なようだった。
なにしろ客へのダメ出しナシ!
「しばらく見ないうちに良いグルーブ出せてるじゃねえか!」
その言葉で会場はさらにさらに熱くなる。
新曲もやってくれて。
さらに7月にリリース、夏にまたツアーがあると言っていた。
またツアーかよ!ほんとに?すごいやる気だ。。

中盤、「真夜中のヒーロー」からどんどん濃い時間へ突入。
もう動けないと思ってたけど、曲が始まれば関係なくて。
「アフィルグ」も「悪い夢」もかっこよすぎるよ!
そして「サンセットグルーヴ」!これライブアレンジかっこよすぎ!
もうこの時点でマツキさん見っぱなし。釘付けです。
だってものすごくかっこいいんだもの。
嗚呼…ギターの音色が…汗に濡れた髪が…
変態でも良いんだ。
モビーも言ってた
「今日今この時、一番やらしいのは間違いなく俺たちだ!」って。

アンコールは2回。
1回目はつづきのメロディーと夕焼けのメロディー。
2回目はLittle sweet lover!
この曲聴かなきゃ、帰れるわけないでしょう!
人が少し減ったのでゆとりができて踊って跳ねて叫んで。
もうすべて吹飛ばすくらい声をあげていた。
プリンスオブギター。
「泣かした女の数は10本の指じゃ足りないが、
ギターを鳴かすのには10本の指だけで充分だぜ!」byコヤマさん
泣かされたい!…ていうか、ちょっと泣きそうだったけどね。
最後は4人が手をつないで、カーテンコール。
会場も手を挙げて、大きな歓声で最後を飾る。
「ありがとう」
どこからかそんな声が飛び交っていた。

「最新型のロックがここにある」
「突き抜けて俺たち、ロックを超えた何かになっちまうよ」
と、コヤマさんは言った。
ドゥーのロックが最新型なのか、ロックの先に何かあるのか
その真偽を問いたいのではなくて。
私も、たぶん会場の人の多くも、振り絞って出し切って
壊れたカラカラの粉になった。
帰り道の私は、アタマもお腹もからっぽだった。
けど、あの胸がいっぱいの感じ。
あの時感じた胸いっぱいを、私は忘れないし
それだけはずっと持っていたいと心から思う。
彼らがずっと、音楽を鳴らしていてくれれば良い。
「今日決めちまったぜ!一生ロックやっていくって!」
コヤマさんのこの言葉を心に刻んで。

セットリストは、後で思い出してから貼ります。
30曲弱の最強プログラムだったのは、言うまでもない。




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昼間はドラえもん展へ行ったので、その感想は明日。


<BREAK ROCK TOUR 2003@LIQUID ROOM セットリスト>
路上のハードボイルド/Walkin' Around/No.3/The Thing
勝手にしやがれ/ゆうべあのこが/December Song
キミとオレ/時にはマイルスみたいに/のら犬のブルーズ
くもり空のベイビー/遊びじゃないぜ/新曲
Gimme Some More/真夜中のヒーロー/Come On Now!
悪い夢/最終列車/サンセットグルーヴ
Com'on Sunset Back/アフィルグ/Funky New Day
左胸のボス/Oh Yeah!/Get Up
<アンコール・1>
つづきのメロディー/夕焼けのメロディー
<アンコール・2>
Little Sweet Lover





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