群青。 |
2003年04月16日(水) |
朝も夕も、そして今もロストインタイム聴いてる。 昨日買ったばかりの『群青』。 収録されている3曲ともに「嘘」という言葉が出てくる。
渇き切る前の傷口から 望んでなんかいない 言葉や 気持ちや 嘘が 次から次へと 僕の中に 押し寄せてくるから (「約束」)
一度だけ ため息をついて 僕は 自分に嘘をついた (「一つだけ」)
もう自分自身に 嘘をつく事に 疲れ果てて しまったんだ (「列車」)
昨日の日記のタイトルは、そんなとこから付けた。 思えば最近あまり嘘をついてない気がする。 正直に生きているというよりも、嘘をつくほどの気力がない。 嘘をつく時って気を張っているというか… 身を固くしているか、何も見えなくなっているか そういう苦しい状況に置かれていることの方が多い。
今の私の場合、もっと無気力。 嫌なときは笑わないし、何も言いたくなければ言わないし。 わからないものはわからないまま放っとくし。 とりあえず目の前のものに手を伸ばして、精一杯。 自分の中で何かの想いを打ち消しても、 本当に要らないから打ち消しただけなのか それともそれが「自分に嘘をついている」のか、わからない。
普通に友達と会話して、笑って、ご飯食べて。 テレビ見て、メールして、風呂入って、日記書いて。
この生活の中に、どれほどの嘘が含まれるのか。 どうだろう。 私は今、誰かに嘘をつかれているだろうか。 私のために、 自分の心を痛めてまで嘘をついてくれる人はいるんだろうか。 日記にも少し書いているけど、最近 「嘘でいいから」 と思うことがよくある。 嘘をつくためでも良いから。それでも。 見えもしない、ありもしないものに、抱く期待。
考えが不毛すぎる。 でも悲しいことにこれは、嘘じゃない。
君が流した 涙もその訳も いつか忘れて しまうんだよ (「約束」)
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