双六2002-2003@NHKホール

2003年01月22日(水)
ついに、ついにこの日がやってきた。

SPITZ JAMBOREE TOUR“双六2002-2003”
in NHKホール!!

この日、運良くチケットを手に入れ
待つこと早4ヶ月。
6年の歳月を経て、やっとスピッツに会ってきた。

初めて行ったNHKホール。
チケットに書かれた番号まで辿り着くとそこは
3階席の後ろから2番目の一番右端だった。
す、すごい席だ…
こんなとこからライブ観るのか。
というより見えるのか?
そわそわしつつ、とりあえずメガネをかけて開演を待つ。
あいにく双眼鏡などは持っていないため。
精一杯でメガネ。

18:30を少しまわって。開演。

SEの中スピッツの面々が現れる。
お客さんは一斉に立ち上がり、4人を迎える。
しかし、遠い!
メンバーが豆粒とは言わないけど
人差し指くらいのサイズにしか見えない。
あーでも、これが待ちわびたスピッツなんだ。
やっと来たんだなぁ、スピッツライブ…
と思ったら涙が出てきて。
なにを1曲目から泣いてるんだ、と。
いつもライブでは、涙が目に浮かぶことはあっても
決して流したことはなかったのに。
自分でもビビった。

セットリストは覚えていない。
そのうちどこかから拾ってきて貼り付けておくかも。

もーう、すごいよ。
こんな隅っこの席だけど、ちゃんと届いてるって感じ。
確かに音は「下のほうで鳴ってる」感覚は
どうしてもしてしまうし、
メンバーの表情も何ひとつ見えはしないけれど。
ほんと楽しい。
セットや照明も、めちゃくちゃキレイだったし。
歌によって、ステージの上が
未来都市の真ん中になったり
夕暮れの窓辺になったりする。

MCも結構たくさんあって。
NHKホールということで『ポップジャム』に
初めて出演した時の思い出とか話してた。
「俺らSMAPと楽屋が同じだったんだ。いいでしょ」
「今もテレビ見てると“俺この人と会ったことある!”」
って思うとか。
あとは受験シーズンの話とかもしてたなぁ。

なんであんなに可愛いんでしょう。
あのオッサンたちは。
最後の方になってくると、田村さんの暴れぶりがスゴイ。
テツヤさんの後ろに寝転がって弾いたり
崎ちゃんのシンバル手でバシバシ叩いたり。
そうするとベースからストラップが取れちゃって、
スタッフの人が直そうとストラップの端を持って
暴れる田村さんのベースに付けに行くんだけど。
まるで「イヤイヤ」って逃げるみたいに走り回って、
その光景が鎖でつながれた犬の散歩みたいで。
おかしくてしょうがなかった。

恒例の、マサムネさんの歌詞間違い。
今日は聴けずに終わるのかな〜と思ったら
ちゃんと(?)アンコールでやってくれました。
歌詞がポンと飛んで。
その時のお客さんの嬉しそうな歓声!
マサムネさん、役得だなぁ。

アンコール3曲を含む、2時間たっぷり。
ほんと来れて良かった。
やっぱりすごいんだな、スピッツは。

今度は、もっと音を正面から受けて
メンバーの表情も少しはわかるくらいの距離で。
あーーまた行きたいなぁ。
今週末、また関東分の一般発売があるんだけど。
がんばろう。
そんなに運は続かないと思うけれど。
せめて精一杯。




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と思った一日なのでした。
あと、ダフ屋が怖かった。


SPITZツアー“双六2002-2003”@NHKホール
1.ハネモノ
2.ローテク・ロマンティカ
3.さわって・変わって
4.僕の天使マリ
5.スパイダー
6.名前をつけてやる
7.ミカンズのテーマ
8.ロビンソン
9.ババロア
10.旅の途中
11.ガーベラ
12.水色の街
13.今
14.エスカルゴ
15.夢追い虫
16.夜を駆ける
17.ヒバリのこころ
18.8823
19.遥か
20.けもの道

E1.恋のうた
E2.放浪カモメはどこまでも
E3.俺のすべて




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